1968年。
明治100年という年がありました。
明治生まれの祖父母と一緒に住んでいましたが、
その頃は、年寄りの話に耳を傾けるような子供でなく、
今では、もっと聞いておけば良かったと思います。
今年、昭和で数えると90年。
そして戦後70年の年。
70年前の、2月終わりから
東京も空襲を受けて火の海となり
多くの方が亡くなりました。
焼け野原の惨状を写真では見ています。
End Of The World
私の住んでいる地域でも、やはり空襲があり
ご遺体に謝りながら、跨いで逃げた、
防空壕に入り生死を分けたのだとか、、
水たまりの様な小川に浸り、火から身を守ったとか
有り難い事に父方の家族は無事でした。
我が家は、戦後区画整理があったけれど
ほぼ同じ位置に家を建築でき住んでいますので
体験した人達の記憶は断片ですが、
強烈で生々しく、心が痛みます。
学童疎開していた叔母が卒業式で東京に戻り
防災ずきんが燃えながら逃げたと話していました。
今年82歳でしょうか。
体験者の多くは亡くなり、
生存されている方も高齢となりました。
口伝えでも、記録としても残って行きますように。