ルッジェーロ・レオンカヴァッロ 作曲
総監督 直野 資
指揮 佐藤宏充
演出 直井研二
ネッダ(コロンビーナ) 大隅智佳子
カニオ(パリアッチョ) 内山信吾
トニオ(タデオ) 今井俊輔
ペッペ(アルレッキーノ) 横山慎吾
シルヴィオ 岡 昭宏
合唱指導 小林昭裕
合唱 オペラ「道化師」市民合唱団
市川市菅野小学校合唱部
管弦楽 市川交響楽団メンバーと新人アーティストによるオーケストラ
プロローグ、トニオが登場。
Si Puo ごめんください 皆様方
化粧をし、人を笑わせる道化役者も普通の人間。
悲しみや苦しみや怒りを感じるのだと

顔で笑って、心で泣いて、そんでもやる時はやっちゃうぞと・・・

第1幕
旅芸人が会場通路に登場して、私達観客をも村へと導きます。
舞台上手に旅芸人たちの幌馬車が到着。
下手には河にかかる橋と階段。
中央には幕がおりた舞台。
村人たちが芸人達を歓迎し、お芝居を心待ちしている様子。
少しパーマかカールでふんわりした髪形で

襟が立った白シャツにリボンタイ、
赤のタータンチェックベスト、
細かいチェックのグレーのパンツに黒靴のお衣裳のペッペが
今夜のお芝居の宣伝をして回ります。
胸元が大きくあいたブラウスに薄茶色のロングスカートのネッダ。
ネッダは捨て子で座長に育てられたということで、
そのまま座長の妻になった。
外の世界を知らないネッダの自由になりたい気持ち。
Stridono Lassu 鳥の歌
トニオが自分のネッダに対する気持ちを伝えますが、
こっぴどく、鞭で打たれて無下にされます。
これがきっかけでネッダへの仕返しがフツフツ

そこへ、この村のネッダの恋人シルヴィオとの、
愛の二重唱
ネッダとシルヴィオの抱擁シーンを座長に告げ口するトニオ。
相手の顔がはっきりせずネッダに問い詰めても話す訳ない。
ペッペも仲裁に入り、今夜の舞台の支度をとなだめ、
カニオが顔を白く化粧しながら辛い気持ちを歌います。
第2幕
劇中劇。
ペッペ扮するアルレッキーノは羽根つき帽子をかぶり、
白いピエロカラーに何色かのひし形模様の衣裳。
靴はアシンメトリーの色使い。
赤と紫だったか・・・。
お顔は白塗りピエロのお化粧。
右の頬に水色の涙か、ひし形模様。
マンドリン弾きながらのネッダに愛の歌を歌います。
ネッダの
「今夜から 私はあんたのもの

座長は現実とお芝居の内容が混同してしまい、
怒りが頂点に達して・・・
ネッダは金髪のウイッグを投げつけ否定しても
座長の逆上した怒りは増すばかり

ついに、聴衆の目の前での殺害

狂気を目の前にして全員が身体が固まった停止状態で幕が下りました

ソリストの歌唱も演技も、合唱もオケの演奏もとても素晴らしかったです。
市川市民文化会館1階席1,330席ほぼ満員でした。
上演時間は1時間少し。
出演者とふれあいさせて頂き、
出演の菅野小学校合唱部のお友達の眼鏡君とも仲良くして
会場を後にしたのが22時

お茶もなしで帰宅致しました
