映画のみかた☆ | ☆ CORONET BLUE ☆

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夢みたものはひとつの愛、願ったものはひとつの幸福。

連休中、都内近郊を行ったり来たりしてました。
ちょっと遠足気分で楽しかったですハート

待ち合わせしていた駅のホームで見た白セキレイ。

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日差しは暖かでも、風は冷たかったです。

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そんな中、話題の映画のひとつ

山田監督の「東京家族」見ました。





小津監督の「東京物語」のリメイク。


見る前から、両親の年齢設定が気になって仕方ないのです。

ほぼ同じ物語の展開です。
時代が、小津監督のが第2次大戦後で、

山田監督のは、東日本大震災後の設定。
ただ、写真説明で終わりって感じ・・・。

どうしても比べてしまう訳で、
この場面では、あ~だった、こ~だった。
あの場面では、あ~言った、こ~言った。



山田監督は、今の普通の人の暮らしを知らないのじゃない?

母親役が亡くなって、年齢が判明しました。

旅行中、68歳の女性が、着物、大島紬着るかしら。
久しぶりに会った孫に、祖父母がお小遣いあげる場面がないのは不自然。
息子たちには、干物だかおみやげあげてるのに。
携帯持ってるのに、子供たちの携帯番号を知らないでしょうか。
両親に行かせてあげるなら、温泉旅行じゃないですか。
熱海を横浜のホテルに変える意味ある?
いくら、さびれたってねぇ。
日光にしたっていいじゃない。


かと思うと、
美容師の長女が、兄の家の電話に勝手に出てしまうっていうとこは、
図々しさを出そうというのでしょうね。

初めの配役、父親役が、菅原文太、母親役が市原悦子だったそうです。
そして、美容師役が室井滋。

この配役で見たかった・・・と思ってしまいます。
室井なら、いい味だしそう。

橋本も吉行も演技上手い。
上手いだけに、老け過ぎ。


映画でなく、
TVの2時間ドラマスペシャルで良かったのじゃないだろうか。


こんな場面ありました。
自転車に乗ってきた中学校の眼鏡が好きです男性教師がこけて排水溝にはまります。
私にはウケました。
似てない、似てないんです、絶対に。
だけど、連想してしまいました。



と書きつつ、涙もろい私は、泣いていたのでした。