パパと僕の8分☆ | ☆ CORONET BLUE ☆

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夢みたものはひとつの愛、願ったものはひとつの幸福。

かっこものすごくうるさくて、ありえないほどちかいかっこ 観て参りました。


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大好きな父親を失った少年がどうやって悲しみを乗り越えて行くか・・・。

主人公のオスカー少年トーマス・ホーン・・・なんて可愛いのsei

父親役のトム・ハンクス・・・初めの方に少し出てきただけですが、

今までで一番素敵に思えました。


母には戦争で亡くなった兄がいました。

26歳くらいだったと思います。

勿論、遺骨も還ってきません。

私にとっては伯父。

母の古いアルバムの伯父はなかなか男前。

それにとても優しい人だったようです。

戦争前に写真館で友人との記念撮影で、誰が真ん中になるか・・・で、

率先して真ん中になった伯父。

叔母は、実の妹のくせにお嫁さんになりたかったと言っていましたっけWハート


祖父母や伯父や叔母や母は、息子、弟、兄の死をどう乗り越えたんでしょうか。


知り合いに、自ら命を絶った人がいます。

彼、彼女の残された家族は今どうしているのでしょうか。


余命を言われて、覚悟していても納得できないのに、

突然の別れは、どう乗り越えていけばいいのか。

人それぞれで、いつまでもいつまでも時が止まったままの人もいます。

これは、ホントに自分の中の問題で、

向き合うか、逃げるか、考えないか、悩み苦しみ続けるか・・・


どんだけ思っても、死んだ人は戻りません。

忘れてあげるのも、ひとつの方法と思うのです。

悲しんでいる自分がいるの、もういいって感じ。



小津安二郎の映画「東京物語」で、

戦争で夫を亡くした役の原節子が言ってましたよね、

いつもいつも、亡くなった夫の事を考えてる訳ではないって・・・



私は、昨年12月18日の母の命日・・・野木へ行っておりました。

友人に話したら、それでいいのだって・・・。


私、こんな風に思えるのに、5年かかりました。

もっと長く、苦しんでいる方・・・

いつか安らかなこころになりますようにほし