皆既月食
昨日の夕方の空もいい感じ
この月が
少しづつ
こんな感じに・・・
寒い中、屋上で見てきました。
星も綺麗でしたよね
さて本日、祖父の五十回忌を済ませました
大安だとかに拘らずに
「お天気が佳い日が一番」が、
口癖だったという祖父らしい、とても佳いお天気に恵まれました
ご住職のお経に、祖父の顔を思い浮かべながら、
私達も合わせてお経を唱えました。
私達家族 孫、曾孫、そして幼い玄孫を
私が知っている人たちを どうぞ どうぞ お守りくださいと・・・
お願い致しました。
ご住職から、祖父の思い出話も聞かせて頂いて・・・。
お話は、本堂の仏像話に広がって行き
お祖師さまは、区内で最古、慶長17年?約400年ほど前の物である事。
戦争中、ご住職のお母様が、
お祖師像と、檀家過去帳を持ち出して逃げられた事。
この辺りは焼野原になってしまったこと考えれば、奇跡です。
我が家にも、本家から頂いた立派なお祖師像があったそうですが・・・
家ごと全て、焼けました・・・。
亡くなった方も多数おられたのです。
その中で、家族皆の命が助かった事が一番ですね。
お祖師さまの後方に、
お釈迦さまと四菩薩像がおられます。
四菩薩像・・・、
この秋に、賞をとられた彫刻家が彫られたもので
お釈迦様は、その方のお父様の作品。
そのお釈迦さま・・・
納得できる右手が出来るまで
室生寺に通い、一年かけて彫られたとか。
他の作品は、そんなには時間をかけることはないそうです、
お釈迦さまが、お寺に来られてから、
まず、まっすぐにこのお釈迦さまを拝顔されて、
ご住職にご挨拶されていたほど
こころ込められた作品と ご住職は仰ってました。
この、お釈迦様のお顔には すすや埃がつかないそうです。
彫られた道具が、素晴らしいので、
表面が滑らかで埃が溜まらないのだとか
賞をとられた息子さんが、学生の時に
その道具を、大学に持って行かれたら、
みんなが、その道具の素晴らしさに群がったということです
今まで、何気なく拝ませて頂いた仏像でしたが
国宝級の仏像とお聞きしたら
もう少し、気を入れて拝見させて頂かなくてはと思いました
次に、本堂に上がらせて頂くのは・・・
大晦日の予定でございます