最近は、ハープやピアノを始める若い方が増えてきました。
音楽を楽しむ入り口として、発表会という場がどんなふうに心に残るのか、少しだけご紹介できたらと思います😊
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私の教室では、年に一度、発表会を開催しています。
以前は、教室に集まって小さな勉強会を開いたり、音楽好きの生徒さんたちと交流の場を持ったりしていました。
その時間は、音楽を通して心が通い合う、あたたかなひとときでした。
レッスン生が年々増えていく中で、発表会の参加者も自然と増えていくだろうと思っていたのですが、現実は少し違いました。
最近では、「人前で弾くのがこわい」と感じる方が多く、発表会への参加を見送る方も増えています。
もちろん、自由参加ですので、それは決して悪いことではありません。
ただ、なぜこのような現象が起きるのか🤔
その背景には、過去の経験から発表の場に抵抗を感じる方や、評価されることへの不安、そして音楽に対して複雑な思いを抱えている方がいらっしゃるのかもしれません。
実は私自身も、人前で演奏することが好きなタイプではありません。
(子供の頃は、人前で弾くのが大好きだったのですが…)
それでも、幼い頃から音楽の世界に身を置いてきたことで、人前で演奏することを“当たり前”のように受け入れてきました。
家での練習とは違い、試験やコンサートの緊張の中で演奏することの難しさも、何度も経験してきました。
けれどそれ以上に、本番までに曲と真剣に向き合う時間の尊さ、 自分以外の誰かに届ける演奏の難しさや、 そして、終わったあとの達成感。
そこには、たくさんの学びがあります。
教室の発表会では、同じ緊張の中で頑張る仲間の姿に触れることで、 「自分だけじゃないんだ」と感じ、勇気をもらえることもあります。
そして、終演後に「よかったよ」と声をかけてもらえた時の、あの小さな喜び。
それが、次の練習への原動力になることもあるのです。
もちろん、人前で演奏したくないという気持ちには、たくさんの理由があると思います。
無理に参加する必要はありません。
でも、もし少しでも「挑戦してみようかな」と思えたなら、発表会は、優しい気持ちで聴いてくださる方ばかりの、あたたかな場所です。
「自分だけが満足するための練習」と、 「誰かに聴いてもらうことを想像しながらの練習」。
同じように見えても、その時間の質は、確かに違います。
自分だけのために楽しむ音楽と、誰かに届ける音楽。
どちらも大切で、どちらも美しい。
音楽の理解を深めたい方、表現という視点で音楽を学びたい方には、 ぜひ一度、発表会という場に触れてみてほしいと思います。
新しい自分、新しい音楽との出会いがあるかもしれません😊
