ユチョン…




お前の心が見えないよ。










でも
あの夜



俺はお前の言葉を聞いたんだ。














お前の心が

一瞬だけ見えた気がした






















††隠された心††


























「ユノヒョン。俺と付き合って」


「…付き合うフリをするんだよ。ユノヒョンにとってそれが1番いいと思うから」


「今から恋人でしょ?」










ユチョンの言葉がいまだ頭の中をぐわんぐわんと駆け巡っている俺は



夜もいい時間なのにとことん混乱中。



このまま悩んでても仕方ないからとベッドの中に潜り込んだのに一向に眠れない。


それどころか目を閉じると
ますます鮮明にユチョンの言葉とユチョンの顔が浮かび上がってくる。



























“俺のため”とユチョンは言った。





俺のため…

それってどういうことだろう?



ユチョンはなんで、“俺のため”にそこまでするんだろう。




ユチョンにとっては何の得にもならないのに…。







まるで

自分を犠牲にしているみたいだ








やっぱり、こんなのはよくないよな。


明日ちゃんとユチョンにそう言おう。






と…こんな感じで俺の考えはまとまってきた訳で。



おかげで気持ちも少しずつ落ち着いてきた。



気付いたら眠りにおちていた。