ベンチに座るとユチョンは何も言わず空を見上げた。





いつも二人で見ていた星空

最近はいつも一人で見ていた星空








久しぶりにユチョンと二人で見る星空は

どこまでも澄んでいて

どこまでも切なかった。







「何も聞かないんだな?」

口からぽつりと出ていた言葉




しばらくの間を置いて答えたユチョン



「…聞きたくないからね」



その言葉は面倒事には巻き込まれたくないとか、そういう非情な言葉という可能性もあるのに何故かユチョンからはそんな感じは受けなかった。


だから聞けた

「…なんで?」




そうしたら

また少しの間を置いてユチョンは静かに言ったんだ。





「俺は…臆病だから。ユノヒョンから聞くのが怖くて怖くて堪らないんだよ」



























臆病…?


俺から聞くのが怖いって…どういう意味だ?






ユチョンは俺が何に対して泣いてたのかなんて知らないはずなのに




ユチョンの言葉の意味を計りかねていると



「ユノヒョン」



急に真面目な声で
俺の顔を真っ正面から覗き込んできたユチョンに
思考が止まる。



「ユノヒョンはなんでここに来たの?」


「え…?」


思いもしないことを聞かれ言葉に詰まってしまった


「ユノヒョンはこの公園に…もしかして俺が来なくなってからも来てたの?」


ユチョンのその顔からは感情が読めない。


ユチョンは何故そんなことを聞くんだろう