日曜、前週発熱でお休みしていた社会を一緒に勉強。

 

僕は少し仕事を持ち帰ってきたので書斎の机で作業しなが横にちょこんと座らせて、相槌うちながら自分で進めてもらいました。とても楽しい。質問には必要に応じPCで資料みせて解説。長女のときは思いもつかなかったけれど、仕事用のPCにはmathematicaも入ってるので、なんでも解説できちゃうな。図形の移動なんかはサクッと描画できる。

 

今回は表紙部分で地図しらべがなかったので、先週の復習で合掌造りの屋根裏部分にかいこ棚があること(岐阜県と富山県の位置覚えていてエラい)、姉が受験のときに皆で行った富岡製糸所のこと、上の子が総合学習で蚕の飼育と機織りをやったときに調べごとで訪れた横浜のシルクセンターのこと(横浜は世界的な生糸の輸出港だったそうです)などを振り返りつつ、地図づくり。

 

と、思ったら、次ページに着物の産地があったので、地図2枚目。時間がかかりましたが、当人なりには達成感があった様です。

 

ある程度知ってるけれど、アイヌの樹皮衣は知らなかったです。シナの木で作ったものだそうで、自宅の建具の表面材はシナなので、これとおんなじ木なんだよとかなんとか、アイヌといえば大学時代地理学のテキストに使った知里真志保さんの「アイヌ語辞典」を引っ張り出してきてみせてあげようかと思ったのですが、時間がいくらあっても足りないので、そのうち机の上に置いておこうと思います。手塚治虫の「シュマリ」の話とか楽しかった。シュマリも毛皮かぶってるねー。アイヌの弓矢の羽のところはワシの羽なんだよねー。交易が盛んになる前は、生活用品というのは基本地産地消なので、身近なものから衣類や建物を作って暮らしていたんだよねー。

 

一通り勉強を終えてから、洗濯物畳んでもらいつつ、タグのところで繊維の種類など確認。微笑ましかったです。君の着ているそのフリースはPETボトルからリサイクルしたものなんだよね。

 

潮干狩りに行きたいというので、GWの予定表に潮干狩りを入れました。

 

勉強をすることで、そこに関連したやりたいことがモリモリ湧いてくるのは大変よろしい。夕方、妻が食事の準備をしてくれている横で長女と3人で爆笑しながら「昆虫すごいぜ」を鑑賞して週末終了。

 

インターバル無しに次女の勉強見るのは正直すこし嫌だなあと思っていましたが、カリキュラムが違うので、父娘ともに新鮮な気持ちで勉強できています。3年の今の時期にやってることは受験の結果に直結するものではないと思われますが、大きな土台を作ってあげたいものです。とにかく、テキストある程度自分で回して、わからないところは質問して、一週間で自己解決できる子になってほしい。親も楽しんだ方が良いですね。

 

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