こんにちは。婚活支援コンサルタント@旦那”おちころん”です。

 

少し前の話になりますが、今クール、何かと当ブログで取り上げてきましたドラマ「東京タラレバ娘」もついに終わってしまいましたね。

 

ネットでの反響を見ると、一部には「原作よりもソフトすぎる」とか「倫子が勝手すぎる」とか、「街で偶然ばったり出会いすぎる」とか(笑)色々なツッコミが見られましたが、僕ら夫婦はツッコミどころも含めて楽しく拝見させていただきました。

 

さて、そんな東京タラレバ娘の最終回。(ネタバレ注意)

 

倫子は早坂と別れ、KEYに気持ちを伝え・・・

KEYもまた、倫子に気持ちがあるような回答。

笑顔で見つめあう2人。

 

バンドマン涼は、彼女と別れ、香1人と交際することを決意し告白。

(その告白の際、実は他にも女がいたことが発覚するが笑い泣き

「信じられない」と涼の気持ちを受け止められない香だが、

なんだかんだ最後は、2人仲良く、ネイルサロンを掃除する姿が・・・。

 

小雪は、不倫男・丸井に感謝を述べて笑顔で決別。

そしてお父さんの友人がお見合い相手を見つけてきて、

最後はお店に無理やりその男性を連れてきて、

半ば強引に、でもまんざらでもなく、お見合いすることに・・・。

 

ラストシーンは、倫子、香、小雪が3人並んであるいて、

「何がどうなっていても、3年度、この3人でオリンピック観よう」

 

そして終幕を迎えました。

 

最終回を見て思ったこと。

それは「幸せのカタチ」ってなんだろう?ってことです。

 

まさに最終回のテーマそのものでもあったと思います。

 

結婚しているから幸せ。

結婚していないから不幸。

 

決してそんなことはなく、

結婚していても幸せになっていない人は残念ながらたくさんいます。

逆もまた然りです。

 

結婚したからこそ起こりうる、心配やストレスはいっぱいあります。

浮気の問題。

パートナーとのすれ違い。

経済面、時間、様々な面において自由度は下がります。

 

もちろんそれを打ち消すだけの喜びや楽しみもいっぱいありますが。

 

婚活支援をしている立場として、こんなことを言っては身も蓋もないのですが、結婚だけが全てではありません。


世の中色々な形の幸せがあります。

 

結婚したからこその幸せ。

結婚していないからこその幸せ。

 

当然ですよね。

 

そもそも結婚しているかどうかを幸せの基準に持ってくること自体ナンセンスなのかもしれません。

 

ただ、日本人というのは、少数派にいることに対する恐怖感みたいなものを感じやすい文化なのでしょうか。

 

周囲は結婚しているのに、自分だけが結婚していない。

年頃を過ぎて結婚していないと、世間の目が辛い。

親がうるさく言う。

周りが心配する。 etc

 

えてして”結婚していない”=”不幸”の脅迫観念に囚われてしまっている方がたくさんいらっしゃるように感じるのです。

 

うちに来られるお客さんにも、悲痛な思いで来られる方をよく見かけます。

でも、どうか悲観的にならないでください。

 

結婚しても幸せ、結婚しなくても幸せ。

 

ある意味で楽観的なスタンスで婚活に取り組んでいただきたいのです。

 

決してそれは逃げでも言い訳でもありません。

その方が良い結果が得られるからです。

 

物事、”真剣”に取り組むことはとても大切ですが、

”深刻”になってしまっては、多くの場合、いい方向には行きません。

 

「40過ぎて結婚できなかったらどうしよう?」

「このまま一生独身なのではないか?」

 

そんな心配をしている時間は無駄です。

どうせ未来のことなんて分かりっこないのですから。

だったら、そんな悲観的な想像にかける時間とストレスを捨てて、明るく前向きな方向に時間と労力をかけてほしいのです。

 

その方が、頭にも心にも身体にも、よっぽど良いですし、何より毎日が楽しくなります。

 

 

それからもう1つ。

悲観的な発想や思考をしていると、本当にその未来を引き寄せてしまいます。

これは脳科学の観点からも説明がなされていて、脳は否定語を理解できないそうです。

有名な話で、「猿のお話」をご存知でしょうか?

 

ある修行僧が座禅を組む前にお師匠にこう言われたそうです。

  • これからの時間、何を考えても良い。
  • でも絶対に猿のことだけは考えてはいけません。

その結果、その修行僧はどうなったか?

 

「絶対に猿のことだけは考えないぞ。」

「絶対に猿のことだけは考えないぞ。」

「絶対に猿のことだけは考えないぞ。」・・・

 

こうして1時間ひたすら猿のことだけを考え続けてしまったそうです。

 

だから、

  • 結婚できなかったらどうしよう?
  • 一生独身にだけはなりたくない!

なんて思いがあると、ずっと脳内はその言葉で埋められることになります。

そして人間と言うのは、脳に刷り込まれたイメージを元に、言動をします。

つまり「一生独身」のセルフイメージに沿った、言葉や行動、振る舞いをおのずと自分から進んで取ってしまうことになるのです。

 

かの有名なマザー・テレサさんの言葉にこんなものがあります。

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザー・テレサ

思考・発想が未来を引き寄せる。

これは、ただの名言・格言にとどまらず、脳科学的にもきちんと説明がつくことなんですよね。

 

だからこそ、婚活においても、まずは幸せな将来をイメージすること。

これがとっても大切なんです。

 

どんなカタチの将来であれ、必ずその中に幸せや喜びはあります。

どんなカタチの将来であれ、必ず不満や不安もあるのです。

 

東京タラレバ娘の最後のセリフ、

「3年後、3人がどんな状態であっても一緒にオリンピックを観ようね。」

 

この言葉にこそ、ものすごく幸せが溢れているように僕は感じました。

 

どんなカタチになっても幸せはある。

このことを頭において、楽しい未来のために、明るく婚活してくださいね。

 

婚活支援コンサルタント@旦那”おちころん”

婚活支援コンサルティングLacco.inc