毎朝、NHKの連ドラを観ていて
影響を受けています。
影響を受ける…
と言うか
自分の人生と
登場人物の生き様
そして物語が
リンクして
感情に響きます
今週の「虎に翼」は
雄三さんのシーンで
必ず泣いてしまいます…
雄三さんが
夫に似ているからだと
私が勝手に思い込んでいるからだと
思います。
雄三さんのお話は
また改めて
書きたいと思います。
夫と暮らした35年と言う歳月。
私にとって
夫にとって
どんな時間だったんだろう…と
考えます。
私たちは
いつも喧嘩ばかりしている
夫婦でした。
全く気が合いませんでした。
それでも
35年間も一緒に生きてきました。
これって
どう言うことなの?
この時間が
修行…
だったとは
思わないんですよね。
じゃあ、何だろう?
喧嘩は
一人で生きてきたら
出来なかった…
喧嘩をした理由は
いつも本当に
つまらないことでした。
夫 週末空いてる?
私 (何? 何かあるの?)
私 予定あるかも…
夫 ふーん…
こんな感じ…
いつも…
そして結果的に
実につまらない週末を過ごしていました。
いつも。
夫はいつも言葉が足りませんでした。
こうだったらよかったのに…
夫 週末予定空いてたらどこか行かない?
私 空いてる、空いてる!どこに行こうか?
夫 美味しいものを食べに行こう!
私 わーいー嬉しいお店探してみるね!
夫は、やりとりを学習しませんでした…
こう言えば私が必ずキレる💢と言う
地雷を必ず踏みました…
35年間も!
私も、必ず地雷を爆発させました💢
35年間も!
不器用な私たち…
神様は
こんな私たちに
学んで欲しかったのかもしれないな…
思いやる…と言うことを…
不器用な私たちだったけど
まさか夫がこんなに急に
事故で亡くなってしまうとは
夢にも思いませんでした…
夫が亡くなる
5年ほど前くらいから
何だか急に
マラソンと登山が共通の趣味になり
遠征すると言う目的で
わりと日本各地を
旅しながら
走る💨
と言う楽しみ方が
出来るようになりました。
とても
とても
とてーも
幸せな時間でした
こんな時間が
これからも
ずっと
ずっと
ずーーーっと
続くと思っていました…
夫は
夫の人生で与えられた
お役を終えることが
出来たのかもしれない、
と、思いました。
私だけがとり残されて…
私はまだ
やらなければならないことが
あるんだな…
と、思っています。
35年と言う年月は
束の間と言うには
長すぎます。
突然のお別れは
辛すぎます…
でも、二人が
一緒の時間を過ごしたことの意味は
絶対にあって
それが何だったのかは
まだ、今の私にはわからないけれど
これから
一人になっちゃった時間を生きていく中で
気づくのかもしれません。