夫からの
メッセージを届けてくれた
幼馴染みが
実は
飼い猫とも
話したんだよね、と
言っていた。
幼馴染みのお父さんが
亡くなった時
一人暮らしをしていた幼馴染みが
ふと、思ったそう。
自分が死んだら
この子(飼い猫)は
どうなる?
独居の不安
独居の悩み
独りで生きていると
ある日突然自分が
居なくなるとしたら…と
諸々のことが
頭をよぎります…
猫からのお返事は
こうだったそうよ
私さ、プロの飼い猫だから
プロの飼い猫…
つまり…
飼い主が
亡くなった時点で
自分は
ここで終わりの人生
と言う
覚悟をして
生きている
のだ、そう。
プロの飼い猫としての
プライドを持って
生きていると言うことなのかな
夫が亡くなって
しばらくして
意識が働くようになった時
私も思ったのだった。
私は最期まで
夫の飼い猫だった…
これまでも
そして
夫が居なくなった
今も…
そして
これからも…
自由に生きているように見えて
夫の手のひらの上で
転がされている…
私も知っている
だから
飼い猫としての
今世を生き切ろうと
している
これまでも
これからも
飼い主が死んでも…
飼い主が(夫が)
私が独りでも
生きていけるように
残してくれたものがあるし
私…
ホントに
最期まで
夫の飼い猫なんだな
って思う。