___このことを桃子に言うべきだろうか___
~~志郎の回想~~
巫女との会話
「”地上に落ちてしまった”あるもの”を取り戻すこと”?ハァ?そんなモン、自分らで責任取れ!」
「はい、ですが、それは困難なことかもしれません。」
「たかが”もの”を探すくらい神様なら簡単なことじゃないか。で、”あるもの”って?」
「それは、”二つ”の剣なのです。
”一つ”は、この世の大神、つまり、”主”の証、”クサナギノツルギ”
”もう一つ”は、鬼神、”鬼主(きしゅ)”の証___」
「 」
「...それって、あの”第3次魔界大戦”をもたらた”元凶”じゃないか!それって、
死ねって事か!?」
~~回想終了~~
...やはりこの子には荷が重すぎる。しかもその上、記憶が「志郎君聞いてる?」
「あ、ごめん、で、なんの話だったっけ?」
そうだ、僕は桃子に”剣を出したときのこと”を聞こうとしてたんじゃないか。
「”あのとき”、なんか、意識が遠くなって、”私”に”違う誰か”__ううん、人じゃない”なにか” がとり憑いたみたいで、このまま”私”が消えてしまいそうになって、怖くなって、でも、本当はこれ が自分じゃないかって思えてきて、気がついたら________」
「無理に話さなくてもいい。」
そっと、彼女の頭を撫でてやった。
「え?」
だって桃子、肩をふるわせて、目が充血して__
まるで”何か”__”記憶を取り戻すこと”か、”本当の自分”に、怯えてるみたいじゃないか__。
「誰だって、思い出したくないことがある、知られたくないことがある。だから、無理をするな。」
「うん...」
「ところで、悪いが、その剣、まだ持ってるのか?」
「うん」
「よかったら、その剣、僕が持っておこうか?」
「で、でも、この剣、なんだか”私”が持たなきゃならない気がして」
「そうか、でも、無茶はするなよ?」
桃子の剣、”探してるヤツ”か確かめたかったけどなぁ
まぁ、また見せてくれって頼めばいいか、
それに、どっちも見たことないし、もしそうだったら、苦労はしないだろ...。
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珍しく長なってもた...
まぁ、後半当たり、初期設定の志郎君らしさが出せたからよしとするか(え)
ついでに今更ですが、巫女の名前は「緋巫女(ひみこ)」です。