三宅八幡宮奥の山麓に変わったデザインの多宝塔が見えます。
この辺りは岩倉地区ではなく隣の上高野地区になります。

「あれは何だろう?」とずっと思っていたのですが、確かめに行ってきました。
「三明院」という真言宗のお寺でした。

山門を入ると陶製の羅漢さんが並んでお出迎え。

本堂。

境内には吐水龍の井戸と手水鉢。なかなかに手作り感のあるほのぼのとした龍。
そういえば、江戸時代の手押し式火消しポンプは「龍吐水」と呼ばれていた。

妙にリアルな地蔵?

多宝塔は観覧フリー!何ともおおらか。ただし土足禁止。
上高野の町が見渡せる。天守閣から民の暮らしを眺める殿様のような気分。