整備作業をしている里山の湿地で異形のキノコを見つけました。
なんじゃこら?ググったところ、AIさんの仰るには「ヤマイグチモドキ(学名:Pseudoboletus parasiticus)」である可能性が高い」とのこと。
「他のキノコに寄生して成長するという珍しい特徴を持っており、ごく稀にしか見られない」そうです。
そもそもキノコ自体が他の動植物に寄生して生息する生物ですが、そのキノコにさらに寄生して生きる・・ まるでSFホラーですね。
実際、近くには未寄生状態?のヤマイグチと思われるキノコも生えていました。
PS 本件に関して誤りがありました。謹んで訂正いたします。申し訳ありません。
ある方からご指摘いただいたのですが、「これはキノコに寄生したススホコリという粘菌ではないか」とのこと。
確かに「ヤマイグチモドキ」で逆検索したところそんな名のキノコはヒットしませんでした! 「ヤマドリタケモドキ」というキノコはあるけれど「ヤマイグチ」とは少し様子が異なる。
また「ヤマドリタケモドキ」に「ススホコリ」が寄生した画像がヒットしてそれはこの黄色い異形の姿に似ていました。「ススホコリ」がキノコや朽木などに寄生する例は珍しいものではなくよくあるようです。
どうやらAIは、「ヤマドリタケ」もしくは「ヤマドリタケモドキ」に「ススホコリ」が寄生した画像と解説文などから「ヤマイグチモドキ」なるキノコ?を勝手に作り出してしまったのではないかと思われます。そりゃ「ヤマイグチモドキ」なるキノコは無いというか、あったとしても未発見なので「ごくまれにしか見られない!?」どころかAIの創造(想像)なの産物でしょう。
で私のあくまで推測ですが、この異形体は「ヤマイグチに寄生した粘菌ススホコリ」ではないか?と。
いやはや、危うくAIにだまされるところでした😂。AIはフェイクを作り出すのに長けているけれど、必ずしも真実を教えてはくれません。皆様もお気をつけ下さい。
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