昨日に引き続き、ジャニタレ排除の動きで大変だったろうなぁと推測した出来事をもう一つ(ホントはもっといっぱい有るけどさ!)。それは映画公開。あの頃、ニノの「アナログ」っちゅー映画が解禁・上映を迎えていた。こんなの素人でも分かることだけど、昨日撮ったものを次の日「はい、見てね」って訳ない。一ヶ月前でもないし、半年でもない。 最低限、年単位だよね。2~3年経って上映公開とかザラだよね。つまり、ジャニーズが問題視される前に 制作してたことになる。監督含め、映画スタッフ、出演者、協賛スポンサー、原作者などなど……ひとつの作品作り上げるのに、どれだけ多くの人間が関わり、動いたか、働いたか。それが公開直前になってあの騒動ですよ。たった一人、主演の二宮和也がジャニーズ事務所所属だった、たったそれだけ。当人が暴行働いたとかだったらまだ分かる。過去に似たような事例で公開中止になった作品もあるしね(これもどうかと思うけど)。ニノの場合、自分じゃどうしようもない、本人に責任がない所での排除の動きが見られた。本来、二人でやったであろう番宣、波瑠ちゃんが一人で頑張っていて違和感覚えたわ。番宣そのものも少なかったしね。極めつけは、公開直前のタカハタ監督のツィート(この頃まだ青い鳥)かな。ジャニーズ問題に言及していて、性加害はあってはならないといった内容だった。至極最もなんだけど「なんでこのタイミング?」って思った。日頃の疲れや嫌なこと忘れてひと時、作品を楽しもうと思っていたのに、冷や水を頭からぶっ掛けられた気分。同じ気持ちの人は多く、ニノのファンを中心に監督への批難が相次いだ。……あの頃は余裕がなかったんだごめんなさいって、今なら思う。あの時期、あのタイミングであの問題に言及せざるを 得なかった、監督の苦しい立場を考えると……謝るしかない。すぐに舞台挨拶とか公開インタビューとか雑誌のお仕事もあるしね。水面下で色々あったんだろうなって思います。そしてもっと苦しかったのはニノじゃないかな。本人は話さないけどね。「ジャニーズですみません」って、今までなかった感情が芽生えたかも。こうなると「ラーゲリ」はギリギリすり抜けてたな。Mrs. GAとかに変なイメージ付かないで良かったよね。WBCで縁が繋がって登場曲にニノのソロ使ってくれた高橋選手も、すり抜け側だよね、良かった。なんか、あの頃関わった人達全てが色眼鏡で見られるんじゃないかとハラハラだよ。私はそんなふうに思わないけど(児童虐待をを容認してるとか)世間がね……お茶の間ファンですら攻撃されたからね。なんかおかしかったよね。ニノはその後、退所独立って道を選んだけど……なんか分かるなぁ。岡田くんにしてもね。生田くんにしてもね。全く関係の無い大勢にリスクを背負わせる、そういう仕事が多い人ほど独立してる気がする。平たく言えば映像作品関係か。金銭的にも損害が大きいんだろうね。億単位だもんね…………。所属事務所がリスクになる日が来るなんて思わなかっただろうな。私も思ってなかったよ。