コロナ自粛、頑張ってます。

でも、俺の愛する観光業界や飲食は終わっちゃうなー。出掛けるのが好きな俺が感じてたのはコロナ以前からどこも厳しい戦いを続けてたって事。

苦しみながらも頑張る姿を見て、俺も頑張らなきゃなーって勇気づけられてました。

そんな事情を感じてるからこそ、後回しにされてるのが歯痒い。音楽も飲食もね。


コロナ対策が最優先なのはわかる。でも同時進行で苦境に立たされてる業界に手を差し伸べないと無くなっちゃうよ、みんな。なんかそうゆう事を言うのも抵抗ある世の中になってるけど、こっそり言っときます。





マンガ、少年インザフッド、面白い。サンピンキャンプ前後のヒップホップがテーマのマンガです。ラップを中心に愛すべき90年代のサブカルチャー、映画やマンガ、スケボー、ファッション、女の子。小ネタが沢山仕込んであって情報量豊富。

90年代ってネットが無かったんだよね。今と違うのは今は全部繋がってる。繋がった状態で取捨選択してゆく。

90年代は繋がりは自分で探す。パンクとスケボーが繋がるよね、こんな映画とファッションが繋がるよね、あの人とあの人が、、、

みたいな、、、服屋に行ったら、あのおもちゃあそこで売ってたよーとかカブトムシ採れる森はあそこだよーとか。雑誌の地図を頼りに行ったレコ屋とか、、



F F10のスフィア盤みたいに繋げて行って自分のオリジナルの地図を作っていくってのが面白かったです。カッコいい音楽に辿り着くのにえらい時間が掛かった時代だったなー。


だから、Dragon Ashが出て来た時はショックだったんです。遂に日本にもこんなバンドが?って。世界中の流行音楽からサクッと自分達の血肉にしてるじゃないですか。これは俺達の世代には絶対真似出来ないなーって感じたよ。



愛しの90年代。景気は悪い方向に向かい、求人も最悪だった。日本全体が暗いトンネルに入った状態だった。

SNSも無かったから、今ほど他人との共有認識は少なかったし、コロナや震災などの全員で乗り越える壁も無かった。

だから、全然今より殺伐としてたよ、人もアートも。ファッションとかも寒色系が多かったしね。でも、そんな空気感が今考えると独特なアートやカルチャーになってたんだね。


1巻の表紙のショックウェーブ、また欲しいなー。