果物と甘いものばかり食べてる我々は、今度は「大平(ビックフラット)」とゆうお店に行きました。
息子ちゃん、灰皿悪戯しちゃダメー！
ほうとうと鳥もつ煮を食べました。
展望台は時間が遅くて登れなかった。
息子ちゃん、最初原っぱの上に立たせたら、びびって一歩も動かなかった。手をつないでちょっと歩かせたら、めっちゃ大はしゃぎ。
よちよち歩きだけど、草の感触を楽しみながら、この世界に産まれた事の喜びを体全体で表現するかの様な息子ちゃんを見てると、むしろ俺の方が感謝の気持ちでいっぱいになります。
日は落ちて心地よい風が吹いて、世界が闇に染まる前の一番美しい空の色の瞬間。
ガイドブックに載ってない、なんでもない地元の公園が旅のクライマックスに。黄昏る息子ちゃんもイケメン風に見えます。
神の湯温泉。
ここはちょっと変わったレコ屋なんです。勝沼にあって使ってなかった古民家をそのまま使った様な感じなので一見するとレコ屋とはわからない佇まいです。入り口は暖簾だし。。
普通の道路沿いで他に若者向けのお店なんか無いとこに突如現れます。
何故、こんな場所にレコ屋が？その答えがこのビデオにある。
田我流の「やベ〜勢いですげー盛り上がる」ってゆう曲知ってる？コマーシャルにも使われてたし、DJがかけると鉄板で盛り上がる曲なのでかなり有名だけど、、、
つまりそうゆう事です。何もないから、何もないならそこに作っちゃおうと。このMVには地方の街の鬱屈とした空気から抜け出そうとする若者の姿が見えてきます。
多分、地元の山梨で撮影してるんでしょう。全ての地方の街に言えることだし、地方の大きなテーマだと思います。
そして、この1曲でここら辺の土地は大きく変換したんだと思います。全てをひっくり返した。メインの田我流は全国区のMCになり、山梨のシーンが注目されるきっかけになった。
大平もこの曲がなかったら、ここまでの知名度はなかったのかも、、、
曲そのものの完成度もそうですが、ヒップホップの歴史としても重要な意味のある曲なのです。
その大平ですが凄いレコ屋でした。
ひと言で言えば超マニアック。ソウル、ファンク、ダブの中古レコード、タイで買い付けたレコードとCD、勿論地元のミュージシャンの音源も売ってます。中古レコードは安いです。でもチョイスがマニアック過ぎて売れるのか心配になります。
店主は上のPVにも出てるラッパーのBIG BEN氏です。色々聞きたい事があったんだけど、息子ちゃんが2回もCDプレイヤーを悪戯して音を消したり、俺も入店するなりウンコしたくなりトイレを借りたりして気まずかったので、「頑張ってください」としか言えなかった。
CDとTシャツを買いました。
それから勝沼を離れ、予約を入れてた温泉に向かう事にしました。
予約の時間まで時間があったのでのんびり下道で甲府市まで行きました。早めに晩御飯。
山梨名物ほうとうの有名店「小作」。
ほうとうと鳥もつ煮を食べました。
ほうとうは野菜たっぷりで美味しかった。息子ちゃんに鳥レバーをあげたけど余裕で食べてたね。
その後まだ時間があったので公園に寄りました。赤坂台公園。別に観光地ではなく地元の人が集まる公園です。広い原っぱが見えて。
よちよち歩きだけど、草の感触を楽しみながら、この世界に産まれた事の喜びを体全体で表現するかの様な息子ちゃんを見てると、むしろ俺の方が感謝の気持ちでいっぱいになります。
産まれて来てくれてありがとう！
俺は確信してます。いつか息子ちゃんがこの空の色を探しに旅に出る事を。
貸し切り風呂、50分3000円。じゃらんで予約するとクーポンで1000円引きでした。貸し切りだからiPhoneで音楽かけながら入って良い湯でした。
帰りは大渋滞。山梨がシャインマスカットの様に美しく輝く季節はこれからです。