11月10日にお亡くなりになっていたそうで。
14日のバイト中、15分だけ休憩があるんですが、そこで携帯をチェックしていて知りました。
事務所で思わず「え!」と声を上げてしまったので、側で作業していた店長がビックリしてた(笑)。
今年のSHOCKに光一さんへ贈った写真を観て、もう舞台に立つ事はないだろうと思ってはいました。
度々入院していたとも知らなかったので、舞台で姿を観る事はなくても存在して行くのだろうと。
お歳ですから、そりゃ生きている者は必ず最後を迎えるわけですから、遠くない未来にこういう事にはなるだろうと思ってはいたわけです。
でもちょっと急で驚きましたね。

戦中戦後を女優として生きて来られたので、戦後に生まれた私の想像では及ばない苦労を重ね乗り越えてこられた方だろうと思います。
あの時代の女性は強い。
祖父達から聞かされた戦中戦後の話を聞いても、その中を生き抜いた人達、そして私が生まれた頃の戦後の日本を創り上げた人達は凄い。
その1人だった森光子さん。
私が最後に彼女の舞台を観た時、もう舞台に立つのは厳しいのではないかと正直思いました。
それでも応援して観劇に来られる方々は居る。
私はそんな森さんの姿を観るのが苦痛に思えてしまって、それ以来舞台を観に行く事はありませんでした。
沢山のスタッフや共演者の多大なる理解や協力が無くては、舞台も成立しなくなっていたはずです。
反対の声だって有ったはずです。
私もそこまでして舞台に立たなくてもと思ってしまった1人です。
それでも舞台に立ち続けられていたのは、彼女にそれだけの魅力があったからに他ならない。
同じ様に舞台に生涯立ちたい!と思っていても実現出来ない方も沢山います。
それが出来ていただけでも特別な人だったんですよ。

一度だけ、実際にお会いした事がありました。
私がまだ学生だった頃かな?
もうずいぶん昔の事で自分がその時に何歳だったかも覚えてない位なんですけど。
渋谷にある渋谷スタジオにあるレストランで1人で食事をしていたら、森さんが現れた事があったんです。
テレビで見た事があるだけでしたから、実際に見ての第一印象が「小さい!」でした(笑)。
そう、その頃はまだ『3時のあなた』を放送していたかもしれない。
なので心の中で「おお!森光子だ!」って思いつつ、思わずお辞儀をしてしまったのを覚えている(笑)。
誰だか分からん小娘のお辞儀ににっこりお辞儀して返して下さったなぁ。

苦労した半生を匂わせもしない、キュートで可愛い方でした。
森さん、凄い女優でした。
ご冥福をお祈りします。