

『吉原御免状』も『天保十二年のシェイクスピア』も『朧の森に棲む鬼』も『メタルマクベス(これはちょっと違うけど)』も、私はDVDを買わなかったんです。
その流れという感じの演目が『IZO』。
私はおバカ芝居の新感線ファンですから、根っこはね。
上の4公演も『吉原』と『天保』は嫌いな部類に完全に入りますが、『朧』と『メタル』は嫌いではなかった。
「オトナになっちゃおうかな~」といのうえさんが発言した時期がその嫌いな2作品時期ですかねぇ。
今ではそうも思ってないみたいですけど。
取りあえず剛君が出るので観るか~ってチケットを取りましたが、気持ちは半信半疑な感じ(苦笑)。
昼公演だったので、劇場へ行く前に昼食を食べようと、表参道駅にあるフードスペースの様な所で食事。
ここでは前にも食事をしましたけど、その時に私はイタリアンを食べたので、今日はベトナム料理。
コム・ガーというベトナムのどんぶりの様な物です。
ご飯の上にローストチキンと春雨サラダ、野沢菜の様な漬け物、なますの様な野菜が乗っていて、ナンプラーが小皿に入っていたので、多分これをチキンにかけるんだろうと勝手に想像してかけてみた。
別に普通に美味しかった(笑)。
ご飯のお米はタイ米だったよ(久々だ)。
さて、お芝居ですが。
やはり重い暗い展開の芝居だったので、始まってしばらくは様子を伺う感じだったね。
剛君はとにかく怒鳴りながら台詞を言う事が多かったので、声は大丈夫なんだろうか?と。
しかし台詞はちゃんと聞き取れていたので、そこらへんは結構しっかりしてて安心。
しかし、小さいなぁ剛君(苦笑)。
舞台を走ると、イメージ的にいうなら三等親アニメみたいな感じなんだよ(笑)。
効果音に「とてててててて~」って入る様な走りに見えるんだ。
なんか可愛い。
殺陣はエンターテイメント的な殺陣振りではないので、全体的に地味ではあるんですが(色も黒黒黒!って感じで、全く華やかさはそういう意味ではなかった)。
回り舞台を使った場面を展開させながらの殺陣は、切り合いの動きを流動的に見せていて凄く迫力はあった。
気になった演出としては、映像を多様し過ぎではないかという所。
ちょっと観てて覚める瞬間があるんだよね~。
セットを最小限というか、立体のセットではなくてスライドや映像を使って幕にスクリーンを作って映すという手法もかなり使われていた。
ん~なんか違うな~って違和感がどうしても私にはあったんだが、どうだろうか?
ストーリーの運びとしてはさすが!と、それは恐れ入った。
1幕で散りばめて2幕でだー!とまとめて見せて行くという流れは、新感線では良くある手法。
1幕観てる段階では、まさか最後にあんなに泣かされる事になるとは思わなかったんだけども、手元にハンカチを持ってて良かったよ(笑)。
二日続けて演劇で泣かされてどうする。
役者陣もなかなか良かったし、西岡さんとか木場さんとか、出ていいのか?って最初にキャスト見た時に思ったもん。
もう木場さんなんか最高だよね~あのいぶし銀は。
坂本龍馬役だった池田さんは、あのひょうひょうと軽い感じが龍馬にはまって良かった。
やはり好きだな~この人。
以外に良かったのが戸田恵梨香ちゃん。
可愛かったし健気だったし、そして強かったし、いい女の子っぷりだった。
分かりやすく言えば、宮崎アニメの女の子タイプだな(笑)。
もう最後は「なにもみっちゃん殺さんでも~」と泣いたもん。
三三九度をやろうと言い出した時には「ダメだみっちゃん!飲んじゃダメだ~~」って心の中で叫んでいる自分が居たよ(笑)。
まぁ…DVDが出たとしても買わないけども、面白い舞台だったよ。
いくらさんが凄く観たがってて(剛君が好きなもんで)、今回は『SHOCK』もある時期だったもんで観られなかったから、「ゲキシネ」にならないかと言っていたけど。
そうねぇ。
過去にJタレが出ててゲキシネになったのは『髑髏』シリーズだけかな?
あれはほら、ギャラも肖像権も破格のB級しか出てなかったから可能だったんだろうけど、剛君じゃどうかなぁ。
可能性としてあるならエンタメがJストームでDVD化じゃないか?
それなら収入のほとんどはJ事務だもん。
生田君が出演した『Cat in the Red Boots』がその方法でDVD化されてるからね。
あ、でもこれは公演中にすでに予約を取っていたからね。
今回予約取ってなかったから、やはり無いかな~。