将棋の第6期叡王戦五番勝負の最終第5局が13日に東京都渋谷区の将棋会館で行われる。豊島将之叡王(31)=竜王=に藤井聡太二冠(18)=王位、棋聖=が挑戦しているシリーズは両者相譲らず2勝2敗。豊島は叡王初防衛を、藤井は19歳1か月の史上最年少三冠を懸けた大一番になる。

 カギを握るのは対局前に先手・後手を決める振り駒。過去の対戦成績は豊島9勝、藤井7勝と拮抗(きっこう)しているが、先手が10勝(豊島6勝、藤井4勝)6敗とリードしている。将棋は先手がわずかに有利な競技とされているが、両者のように相居飛車戦の最高水準の対局では、先手番が主導権を握る傾向が強い。