脅威・驚異の違いは?

つまり、脅威は不利益や恐怖を感じるような場合に使い、驚異は素晴らしい、喜ばしいことに使います。

では、冒頭の「キョウイの新人」には、どちらを使うのでしょうか。

実はどちらも使います。

脅威の新人と書くと、現れた新人が非常に優秀で、例えば、先輩たちの業績や権威が脅かされてしまうというような、ネガティブな意味になります。

驚異の新人の場合は、すごい新人が現れた、素晴らしい!と称賛する、とてもポジティブな表現になります。

「大自然のキョウイ」も同じです。

大自然の脅威と書けば、災害や事故などで、人の手ではどうにもならないような大変なことが起こってしまった、という意味になります。

大自然の驚異は、自然の美しさや力強さ、野生のたくましさなどに感動した、心が動かされた、という意味になります。

同じ読みの言葉ですが、意味や印象の違いを理解して、うまく使い分けて行きたいですね。