第69期

大阪王将杯王将戦二次予選  ▲藤井聡太七段

 対 

△中村太地七段

 

 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(17)が26日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第69期王将戦2次予選準決勝で中村太地七段(31)に先手番の91手で勝利した。9月1日、初の王将リーグ入りを懸けて谷川浩司九段(57)との決勝に臨む。

  前王座の中村七段との一局は、角替わり腰掛け銀の最新型に。中盤まで一進一退の攻防が続いたが、藤井七段は後手陣に生まれたわずかなスキを果敢に狙い、鮮やかに寄せた。「激しい展開になり、自玉が危ない形でしたが、飛び込む順(指し手の一連の流れ)が結果的には良かったです」

  来月1日の決勝は、以前より「憧れ」と公言してきた谷川九段との初手合となる。「対戦できることをうれしく思います。次局はすぐ(中5日)なのでコンディションを整えて臨めたらと思います」。谷川九段にとっては、歴代単独3位となる公式戦通算1325勝(852敗、3持将棋)の懸かる勝負にもなるだけに、注目を集めそうだ。

  王将リーグは参加者が7人と少なく、1期ごとに3人が陥落するため、棋界最難関リーグとも呼ばれている。