焚くほどは風がもて来る落ち葉かな

                     良寛
                   
(たくほどは かぜがもてくる おちばかな)

意味・・私が庵で燃やして煮炊きするくらいは、風が
    吹くたびに運んでくれる落ち葉で、十分間に
    あうことだ。だから私にとって、この山の中
    での暮らしは、物に乏しくとも満ち足りてい
    るものだ。

    長岡藩主牧野忠精が寺を建て良寛を城下に招
    聘(しょうへい)しょうとして、良寛の庵まで
    来たが、この時に詠んだ句です。
    「吾れ唯足るを知る」それとも、「成るよう
    に成る」ですか。


作者・・良寛=1758~1831。