小説の中の
孝夫さんが母を想い作った詩です
母の詩
一
いろんな人生あるんだと
母は 教えてくれました
愚痴もこぼさず 涙も見せず
貧乏暮らしにゃ 負けないけれど
孫が生まれた その裏側じゃ
母は 一人で泣いていた
二
いろんな人に逢いました
人世の情けを知りました
雨に風に耐えながら
見えぬ その目の悲しさの
小さな体その手のひらで
私を 支えてくれました
連続小説『孝夫さんの宿命』はフィクションです
作者が空想の世界で作り上げたものです
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