連続小説『孝夫さんの秘密』
完結編その18
僕たちは無事高校を卒業しましたが
結婚するような収入もなく
どうしようと悩む日々がつづきました
T先生は言いました
どんなに・辛くても悲しくても
三年辛抱しなさい
きっと・いいことがあるから
・・・・・その通りでした
三年後・・・・・
僕の仕事ぶりを認めてくれた上司がいました
僕は会社の社宅に住めるようになったのです
T先生の石の上にも三年の教えの通りでした
僕と安江ちゃんが21才
T先生とU先生の仲人
小さな町の小さなお店で
ささやかな結婚式をあげる事が出来ました
結婚式の3日前の事です
あの例のスーパーで買い物をしていると
一人のホームレス風の男に逢いました
目と目が合いました
ん??
と一瞬・僕は不思議な気持ちになりました
その男は逃げるように去って行ってしまいました
それから・もう2度と逢う事はなかったのですが
その男の人は僕の養父ではなかったのではと
・・・・・・もしかしたら生きていたのではと・・・・
でも考えない事にします
結婚式は仲人
僕の母
安江ちゃんの父母
学校時代の少ない友人などなど
ささやかでしたがココロに残る想い出となりました
母は僕の手を握りながら
いろんな人生あるんだよ
と教えてくれました
その小さな手のひらで
僕を支えてくれたんだと
感謝の気持ちで胸がいっぱいでした
次回は長男・裕太誕生について・お話します
ーーーーーーーーーーーー
次回の
連続小説『孝夫さんの秘密』完結編その19
を、お楽しみに・・・・・・・・・・・
連続小説『孝夫さんの秘密』完結編
はフィクションです
作者が空想の世界
架空の世界
で作り上げたものです
実際に存在しません
ご了解願います
注:文中の僕とは
ブログ管理人では
ありません
小説の中の孝夫さんの日記
&手記&小説です
