最近雨ばっかりですねぇ。
長靴が本格的に欲しくなってくる今日この頃です。
日曜日にヴィオレッタを観ました。
母親と娘の関係って、すごく特別なものです。どんなに不器用であっても、歪んでいても、母親は母親で、娘は娘で。そして2人の間には確かに愛があったのに、それは普通の形とは確実に違っていた。異常であっても愛は愛だったけど、異常な愛ほど人を陥れるものはないのだろうなと悲しくなりました。
愛と憎悪と狂気と、母娘という関係の近しさと遠さ。ラストがとても印象的で、エヴァの想いに触れたような気がしました。
さみしくて悲しくて少し泣いてしまいました。
映像やファッションはやっぱり、すごくすごく綺麗でした。ゴシック・ロリータの暗い輝きを全部集めたような画にドキドキしました。そしてヴィオレッタ役のアナマリアちゃんは、本当にどの角度から見ても美しくて可憐で妖艶で、うっとりしてしまいました。
決して前向きになれるような映画ではないけれど、わたしは何度も観たいと思ってしまうような映画でした。(だからと言ってみんなが何度も観たいと思うものではないかも…どちらかというと1度観れば十分って人が多いかも…)
ヴィオレッタを上映している映画館の、シアターイメージフォーラムですが、昔の小さな映画館を思い出す感じがしてすごく良かったです～！また行きたい！し、夏にまた観たいなと思う映画が上映されるのでまた行こうと思います。
では～