隣の国の人々と出会う 斎藤真理子
ちょこちょこ韓国文学を読んでるので、翻訳者として馴染みのあった作者。ドラマとはまた違う隣国のスピリット的なことが書かれていて、文化の理解につながったかな
母の最終講義 最相 葉月
五十代で倒れて認知症が進み、身体もどんどん不自由になる実母と過ごした日々を、母からの「最終講義」と捉えて描いたエッセー。でも重くなく、やがて私も行く道かなと自分事として読みました
父・母・猫を看取り・・一人っ子の私としては中々に辛い仕事だけど、確実にある日向き合わないといけないのよね
ところでどうでもいい話なんだけど、なぜか最相葉月の夫が町田康だと思い込んでて、この本読んでアレ?ってなって関係ないこと知りました。なんでそこ夫婦にしてたかな、私
皇后は闘うことにした 林真理子
「李王家の縁談」が面白かったので、スピンオフのこちらも読んでみました
実在の人物で、まだそう遠くない時代の貴族・皇族の話しなんだけど、すごい美人のように描写されている人もいれば、残念なお顔のように書かれている人もいて、思わずウィキでどんなお顔なのか写真を確認しちゃった
大政奉還後にお坊さんを還俗させて新宮家を作ったり、太平洋戦争後に臣籍降下したり、結構適当に増えたり減ったりしているんだから、今の天皇の次世代ももう少し柔軟に考えられないのかしら・・とか柄にもないことを思いました
舌の上の階級闘争 コモナーズ・キッチン
大好きなイギリスの、料理に関する考察本(レシピ付き)。30年以上前になるけど、何度かイギリス行ってます。
ベタベタに揚がった白身魚に、わざと油を振りかけたんじゃないかと思う油ギトギトのフィッシュアンドチップスも食べて来ました
でも食べた料理全部が全部美味しくなかったわけじゃなく、言われてるほど料理全般ひどくはなかった印象が残ってるんだけど
コモナーズ・キッチンとは「パン屋と農家と大学教授の3人によるコレクティブ」と作者紹介にあり、実際に料理を作って食べてその文化的背景なんかを語っています
ジャック・ロンドンの「どん底の人々」に出てくるこれぞ貧民階層定番料理なんかも出てきて、こういうのやっぱり現地で食べたいなと思いましたよ




