先日訪れた大阪で楽しみにしていた夕食は、落ち着いた雰囲気の日本料理のお店でいただきました。私たち夫婦にとって、旅での食事は優先順位が高く、こちらも色々調べてからの訪問でした。
こちらは、カウンターのみの席。ミシュラン☆のお店。
京都とはまた違う、大阪の和食。夏らしい献立のおまかせコースのみ。
見るからに涼し気な先付
季節の食材を大切にし、さらにひと手間かけたお料理。
甘鯛のふんわりとした食感と、上品なお出汁に、ふわっと広がる柚子の香り。
カウンター席ですので、目の前でひとつひとつ、作る工程を拝見しながらの贅沢なひと時。
写真の撮影許可もいただいています。
お造り 1品目
こちらは、蛸に薄く切り込みを入れ、食感も楽しめる一皿でした。
鮪の炙りは、言われなければ、サーロインかと思うほど。
器との組み合わせも素晴らしかったです。
穴子寿司
鮎は、調理前の生きているものを目の前で〆てから、素揚げしたもの。
まるで鮎が泳いでいるかのような世界観は、日本料理だからこそ。
柔らかく煮込まれたお肉と餡の組み合わせが上品でした。
最後は、土鍋で炊いた白米。炊き込みご飯かと思いきや、敢えての白米。
というのも、これだけお料理をいただいて、最後に炊き込みご飯だと、くどくなってしまうからだそう。
左側には、お塩、右側には特製醤油を垂らしていただき、シンプルに味わう絶品ご飯。
香の物も、種類豊富で見た目にも美しく、どれを食べようか迷いました。
デザートは、白桃のすり流し。上には、じゅんさいという組み合わせ。じゅんさいをこのようにいただくのは、初めてだったので新鮮でした。
最初から最後まで、どれもみために美しく、美味しく、丁寧に手間のかかった、こだわりのお料理ばかりでした。カウンター席だけで落ち着いていて、雰囲気も良く、贅沢な時間でした。とても気に入ったので、また大阪に行くときには再訪決定です♡