自分の気に入ったアイテムを長く愛用していくこと。

 

ワードローブのベースが出来た今だからこそ、改めて読み返してみようと取り出したのは、

こちらの1冊です。

 

 

今から10年ほど前に出版されたこちらの本。

あれから、もう10年も経つのかと感慨深くなりますが、とにかく、当時の私にとって、この本は繰り返し何度も読むほど、ファッションの基本を教えてくれた1冊でした。休刊になってしまった大好きな雑誌の編集者だった方だったので、ページを捲るたびに、まるであの雑誌が書籍版になったかのようにさえ感じました。

 

 

「地に足の着いたおしゃれ」

 

そんな言葉がまさにぴったりな、ファッションの基本のキを教えてくれた本で、その後、何度か引っ越しをするたびに、「これはきっとまた読み返したくなるはず」と手放さずにずっと持っている本でもあります。

 

 

そんなにワードローブのアイテム数を増やさず、でも、妥協せずに選んだお気に入りの厳選アイテムを使って年齢にふさわしいコーディネートを楽しむにあたり、この本で紹介されているアイテム(色は、自分の色を選ぶとして)はどれも、ベーシックで使えるアイテムばかり。

 

 

例えば、こんな項目があります。

 

「着る服に迷ったら、服を買うのを半年やめてみる」

 

そうすることで、目指す方向性をクリアにし、最終的には手元に残ったベーシックなものをフル活用できるようになっていて、もっと着まわせるように買い足すべき色やデザインが分かるようになる、という内容です。

今は「しばらく買わないでみる」ということが当たり前のように言われていますが、10年前は、まだあまり語られていない内容だった気がします。

 

 

久々に読み返してみて、つくづく、良い本だなあと思うのも、もしかしたら、あれこれファッションで迷った時期を経て、ベースが整った今だからこそ、ひとつひとつの項目が腑に落ちると感じることが出来ているのかもしれません。

 

これから、もっと年齢を重ねていっても、「地に足の着いたおしゃれ」を忘れないように、時々ページをめくりたいと思います。