いてもたってもいられなくなって筆を取ってしまった。筆じゃないけど!デジタルだし!

 

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まさか自分が中1くらいの時に見てた仮面ライダーの新作を目にする機会が来るなんて思わなかったよ。しかもオリジナルキャストで。

やばくない??仮面ライダーすごいね??????

 

ブログのタイトルすごく迷ったんだけど正式名称これでいいのかな?

テレビ朝日だと(→ https://www.tv-asahi.co.jp/zi-o/ridertime/#/?category=anime )”仮面ライダージオウプレミアムドラマ「仮面ライダージオウ スピンオフ RIDERTIME」”からの”仮面ライダージオウスピンオフ「RIDERTIME 仮面ライダー龍騎」”だし…ナタリー見ると後半が書いてあるからいいんだよねこれで???w タイトルの文字制限ぎりぎりだよ!

 

今回オリジナルキャストは真司・蓮・手塚・芝浦・吾郎・浅倉 の6名。

その他は出番が短そうな順に(笑)タイガ/戸塚、アビス/(名前なし)、シザース/石橋、インペラー/石田、ベルデ/木村、オーディン/(名前なし)

…って ねぇ!!!wwwww書きながらうぃきぺでぃあ大先生読んでるんだけど誰だよ芝浦の項に手塚とのこと書いたやつwwwwwwwそこは伏せとけwwwwww知らないで見たほうが楽しいだろwwwwwww←

 

 

 

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突然どこかに呼び出された真司たち。ここに来るまでの記憶がない。よくわからないお姉さんに「戦え」と言われる。戸惑うけど、でも、なんか、知っている感じがする。前にもこんなこと…??

どうやらこの「ミラーワールド」とやらでライダー同士戦い、7日以内に最後の1人を決めなければいけないようだ。

 

そんなこんなで4日が経過したところからスタート。真司は手塚・木村・石田と成り行きでチームを組んで廃墟にいるようだ。そして優雅に昼寝してるw

今回のベルデめっちゃいいやつなんだよ。ベルデっていうか木村がめっちゃいいやつ。間違っても舌で敵の足絡め取って吊り上げて頭から落として犬神家にするような必殺技絶対出したりしないくらいのいいやつ。シニカルにしているけど本当は先行きの分からない中、真司の明るさに救われてたんだ、そんな感じの男でした。高見沢とは大違いだな~~~いや高見沢も好きだけど木村さんめっちゃいいやつすぎてさ~~~~~真司とビールまた楽しく飲んでくれ~~!!

 

まぁそんなとこに芝浦組(芝浦・石橋・戸塚)が乗り込んでくるけど何とか撃退。

蓮は誰かの「戦いを止める」という声に従って単独行動。浅倉と戦ったりアビスと戦ったり。アビス潔い散り様だったよ…中身パラドキサアンデッドじゃないのかぁ(コラ)ナイトのファイナルベントのCGも進化してたんだけど前のマントの質感の方が自分は好きだったなぁ。

吾郎ちゃんはなぜか浅倉を「先生!!!」と呼んで足に縋り付いて必死。ちなみに浅倉じゃなく「吾郎ちゃん」が現れた瞬間に流れるBGMの名前は「悪の影」。…んん??w

 

 

芝浦が和解したいって言ってるよ?って手塚が言ってるから手塚の策に乗って3人のデッキを一旦手塚に預ける。大丈夫だよね、手塚も芝浦組のデッキ3個持ってるしね。うん。

ここで始まりの回想が入る。

 

「―― 目覚めなさい、かつての戦士達。ここは、人間が存在してはならない、非現実の世界」

「戦いなさい、再び。そうすれば、記憶は戻ります」

「そして、約束します。生き残った最後の一人は、本当の人生を取り戻せる と」

 

突然の高岩さんに噴いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwナチュラルにいるwwwwwwwwwwwwwwwこの高岩さん(一般人役)はきっとこの時点であわあわ逃げ惑ってモンスターの餌になってしまったんだろうなぁ…かなしい…w

なぜかスムーズに変身する浅倉。真司がデッキ構えるのと同じタイミングでドラグレッダーが真司の後ろ通過して燃えたのとは対照的に、ベノスネーカーは浅倉の正面で静かに待っている。これはこれで滾る。レイヨウめっちゃいるww今日も元気だなぁwww

 

まぁそんなこんなで戦いが始まったわけですよ、と軽く視聴者に説明したところで芝浦たちと話に行く。今日から仲間だぜイエァとばかりにビールをごちそうしたらめっちゃ笑顔で戸塚にビールかけされる。嬉しいwwと思っていたらなんと変身して襲ってくる!なんてことだ!石田・戸塚退場。おい戸塚ァ!「変身!」以外一言もしゃべらせてもらえなかったじゃないか戸塚ァ!!!泣

王蛇も祭りに参加してきて真司絶体絶命!と思ったら、なんと、誰かが…というところで1話終了。

 

いやぁ、ベッドシーンあるって聞いてたからいつ来るかと思ってドキドキしてたけどこの時点ではなし。なんて安心してたらジオジオくんが2話の宣伝とともに「ベッドシーンとは、なにジオ~~~~~??^^」とか煽ってくるから おい!!!なにジオじゃねーよ!!次かよ!!wwwwってなったよねwww

リアルタイムで配信を追いかけてるからこそ 煽り攻撃を受けたり自分なりに考察したり次回予告にそわそわしたりしながら味わえる長い1週間でした。幸せ。

 

 

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そして2話。なにジオ?のシーンでは笑ったwwww

流れがすごかった。ステーキと「蟹」を切って刺して食べて、お風呂も入ったら、あとは好きな人と一緒に。ねぇ。石橋さん割と長く持ったねw

須賀さんが何でこのベッドシーンの写真撮りまくれるんだろう?真司いなくない??と思っていたら手塚さんのシャワーシーン(キャーーーーw)の後リュウガさんがやってきましたねあーーーーなるほどそういうこと!完全に理解した!wwリュウガさん女子トイレだろうと手塚と芝浦のユナイトベント(コラ)の後だろうと構わずやってきますね。ww

どこまでやるんだろう、キスまで?おさわり有り??などといろいろ考えていたけども実際は上裸のおじさまたちがベッドに入って、頬を撫でた後、寝かせる、ところまででしたね。ええ。あとは風に揺れるカーテンを見ながら各自自由に想像しましょう。

…7日以内に戦いを終わらせろって言ってるのに芝浦と手塚を筆頭にみんなフリーダムすぎるからそりゃあサラさんもキレるわなwwwwwwww

 

芝浦は自分を見てくれる相手がほしい、手塚は自分の全てを委ねられる相手がほしい、条件はぴったり一致したようです。

1話の時点で おまえ、いっつも手塚 手塚だな?のセリフに違和感を感じてて、このセリフ必要なさそうなのになんで入れたんだろう?って考えた時、あれ?もしかして、石田が手塚を慕ってるのって、もし、かし、て、、、、って思って一旦やめたんだけど、うん、あの、たぶん、食べられちゃったんだろうな、、、、手塚に、、、、石田さんエビルダイバーに「食べられた」し、、、笑

芝浦はついに望むものを手に入れたけど、手塚が自分を見てくれないから、逃げたから、愛したくて愛したくてしょうがなくて手塚を探し回っていたらリュウガに愛されてしまいましたとさ。ちなみに「愛」の部分は「ころ」って読んでください。ハイ。

いやぁいいものを見せてもらった。執念の極地というか。昼ドラみたいでしたね。仮面ライダーでこれが見られるとは思わなかった。

 

蓮に逃がしてもらった真司。とりあえず自己紹介するも「秋山…ロン!!!!!!!!!!!(ドヤ)」「……………蓮だ」で笑うww しかもここは須賀さんのアドリブだということで松田さんもよく返してくださいました…おーい!ろーん!ろーんってば!!俺はそんなマヌケな名前ではない!のオマージュですよ。

芝浦との愛しあいでうっかり記憶を取り戻した手塚が、瀕死の状態で偶然木村に会いデッキを返し、真司に会いたいと頼むものの間に合わなかった。ここで本編なら真司だけじゃなく蓮も大層悲しむはずなのに、今回蓮と手塚は何の関わりもないので、無関心。心が痛いね…占いは当たりました。「塔」の逆位置。引き返せないところまで来てしまった。

 

真司がリュウガに乗っ取られたところで2話終了。もうこの週はベッドシーンというか、芝浦と手塚の関係性についてつぶやいてるものを探して片っ端からいいねしていく謎の作業wwww 愛は自由ですよ。ええ。

手塚が朴訥と話してるようだけどこれって前からだっけ?って本編見直したら当時からこんな感じでしゃべってましたね手塚さん。

また長い1週間を迎えてもはや頭の中は芝浦と手塚まみれだよ!次回が最終回なんて!!どうまとめるんだこれ?!今まで実現してない終わり方、これしかないよねって終わり方ってインタビューに書いてあったけどどういうこと??真司と蓮ふたりで勝つのか???などとつたない想像を繰り広げる。

 

 

 

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そして迎えた今日。

木村…木村ァ…!!!(泣 

いいやつだったのにあんな死に方なんて…生きたままガブガブされてしまったよ!!!!平和な世界で絶対真司とビール飲もうな!!!

 

「悪の影」よろしく側にいてお世話して浅倉が弱ったところで殺す作戦、ようやく実行されました。吾郎ちゃんの「浅倉ァ!!!!」のシーンがなぜかカブトの三島さんと被って見える罠www 刺し違えたと思ったけど、やっぱりその場でとどめとはいかず、浅倉はしぶとく生き延びて真司と蓮にちょっかい出しに行く。

初めて龍騎で生身で剣使ったアクション見せてもらったなぁ…まぁ当たり前なんだけど。ミラーワールドでしか使えない武器だし、人間はミラーワールドに入れないんだから。浅倉と言ったら鉄パイプかなぁw

真司に襲い掛かる浅倉。すべてを思い出している蓮は、あの結末、本編で真司が辿った結末を回避するため、今度は自分が。

蓮が浅倉に刺された瞬間に流れるBGMは「そんな運命、信じない」。そうだよね。信じないよ。

 

 

―― お前は なるべく、生きろ

 

 

… 今度は お前が、生きろ。

 

 

浅倉も力尽き、最後の勝者となった真司は新しい命をもらって鏡の外へ。

思えば最初からネタバレはしてたんだよね。

「ここは、人間が存在してはならない、非現実の世界」:ミラーワールドは人間が存在してはならない世界=生きているものがいない世界、じゃあ真司たちはなぜミラーワールドにいるのか?→真司たちは生きていないから

 

ちょっと疑ってたんだけど、今回のスピンオフは本当に本編の続きだった。何度もやり直したせいでまた新しい戦いが始まっても記憶が焼き付いているんじゃなく、ちゃんと、あの戦いが終わって蓮が力尽きて、長い時が経ったその世界なんだって。嬉しかったなぁ…

あそこは死後の世界のようなところだったのか。デッキと関わりが深い魂が呼び出されたのかな。デッキと魂の関わりが弱い場合は、関わりのあった中からランダムで。だから今回はベルデやインペラーの契約者が本編とは違った?なんて考えると面白いな。

浅倉が記憶を全て持っていたのは、最初から死んでいたからではないか、なんつって。「お前は死を願っている」、本編では生きながら死んでいた、誰かに殺してほしいとかじゃなく、イライラするのが終わればいいと思ってて、つまりそれが叶うのは自分が死んだ時で、イライラを終わらせるため=死ぬために生きていた、だから死後の世界で呼び出されても記憶を失うことなく戦いに参加できた。とか。

 

サラが戦いを始めた目的である、「自分を蘇らせるために戦う恋人を止める、自分の死までに」。その願いは真司に命を渡したことで、サラから真司に受け継がれ、アナザーリュウキは倒れ、死のゲームは終わった。そして真司と蓮の力はソウゴとゲイツに引き継がれ、最後の審判であるオーディンを打ち破った。まさかここでゲイツと蓮を間違えるネタを入れてくるなんて思わなかったww ありがたい!もし入れるなら蓮を探して慌てて走ってくる真司が「おーい!!れーん!!蓮ってば!!」ってゲイツの肩掴んでゲイツに「俺は蓮などという名前ではない」とか説教されてるところに呆れた蓮が「何をやっている」って歩いてきて「あれ?!!!蓮?!!蓮が二人いる?!!!」とかそういうコメディな流れなのかななんて思ってたけどシリアスでも全然よかった…

しかし真司が「おまえたち」って言うと新鮮だね。前の真司なら「なぁ!!あんたたちorきみたち、力を貸してくれ!」って言いそうなものだけど。すごく大人になったなぁって思った。

 

2人が生き残るんじゃないか、なんて考えてたけどそういえば「真司が最後の勝者になる」って終わり方はどこでもやってなかったな。確かにテレビスペシャルで真司が蓮を看取ったことはあったけど、それは看取っただけで、真司が最後まで生き残るとは限らなかったしな。劇場版ではふたりとも逝ってしまったし。

 

蓮は恵里を愛していたのか?…なんか違うような気がするんだよね。恵里が、しあわせかどうか、確かめてほしい、なんて。愛って一言では言い表せないくらい広い概念だけど、「好き」って意味じゃなくて、「護りたい」だったのかもなぁ。恵里は蓮のこと好きで一緒にいたかったんだったんだろうけど、蓮は一緒にいるんじゃなくて恵里がしあわせに暮らしているのを見ていたかった、恵里のしあわせな暮らしを護りたかった、ただそれだけだったんじゃないかなって思った。

自分の思いだけが一方通行な蓮が、初めてお互いに気持ちを伝え合いたい、受け取り合いたいって思った相手がきっと真司だった。そんな風に思う。いろんな意味がある愛の中で、蓮が真司に向けたのはそういう類の愛だった。

浅倉の愛は憎しみの形をしていたし、吾郎ちゃんの愛は神様に自分の身を捧げるような、殉教者みたいなものだったし。

やっぱり仮面ライダー龍騎っていい作品だなぁ。すてきな余韻を残してくれる。

 

最後に空を見上げて目を細める須賀さんの顔が本編の真司と重なり合って、あぁ、あの真司だ…って。

17年も経つと演技も変わるはずなのに、どたばたした動きとか、「うわっ」じゃなく「うぉっ」って声とか、「おい!!」っていう声とか、ほんとに再現度合いがすごくて笑っちゃうけど同時にあの真司だって泣けてきてしまった。

一昨日新国立劇場で須賀さんの出演されている舞台「かもめ」見てきた。だから今の須賀さんとどれだけ違うか、いかに真司だったかっていうのが分かる。嬉しいことだなぁ…

 

 

何年経っても素晴らしい作品なのに、新作が見られるなんて本当に幸せな3週間でした。円盤出ないかな!!!!!!^^