私の職場は精神病を持ち、なおかつ過去に事件(不法侵入、盗みから殺人まで様々)を起こしている人たちが入院しています。
この仕事を始める前に、多少はどういった患者さんの対応をするのか聞いてはいました。
過去に事件を起こしているとはいえ、ここは長期療養型の「病院」。
彼らがいやだという治療を押し付けるのは患者を尊重していないことになるんじゃないかと思ってました。
しかし日々の患者とのやり取りといえば、
患者:「お腹がすくからおやつをくれ!」
私:「最近体重が増えてきている状況だからこれ以上食べるのはよくないと思うよ。お腹がすくのは薬の副作用だから食べる以外のことで何か気を紛らわせないかしら?」
患者:「おれの身体は人よりカロリーが必要なんだよ!おやつくれ!」
私:「それはちょっと難しいなぁ」
患者:「ふざけんな!」
みたいなものだったり
患者:「今の食事はいやだから元に戻してくれ!」
私:「どんなところがいやなの?」
患者:「みんながポテトチップスもらってるのに俺だけもらえないじゃないか!」
私:「みんなと同じように食べると糖尿病の薬やインスリンがうまく効いてくれないのよ。食事は今のままにしておやつとしてポテトチップスを週に一回程度買って食べるっていうのはどお?その程度だったら大丈夫よ」
患者:「なんで自分で買わなきゃならないんだよ。みんなと同じじゃないといやだ!!!」
な~んて会話をすることがしばしば。
もちろん精神病があることを考慮しないとならないんですが、自分が欲しいものが手に入らなければ暴れる、という解決方法しか持っていない人が本当に多いんです。
そうした時に、その欲しがっているものを与えるのは彼らの間違った行動を助長してしまうと思うんです。
しかし、精神病薬(一部のケース)は別としてもそれ以外の治療を受ける受けないといった判断は患者自身に決断する権利があるというんです。
精神病によって自分の犯したことの善悪がつかないと判断されたから刑務所ではなく、この病院に入っている。
そういう判断をされたにも関わらずその他の治療の決定能力はあるとみなされている。
今の私には何かがおかしいように感じられてならないんです。。。
先日、病院のスタッフの一人が患者に殺されました。
それまでは、患者は病院に入院している以上犯罪者扱いをしてはいけない、とのことでかなりの自由がありました。それがあだになってかえってきたという印象を多くのスタッフは受けていると思います。
日本でも何か犯罪が起これば最近はすぐに精神鑑定という話題が上りますよね。
その精神鑑定で精神病と判断され、病院に収容され、国民の税金で食事、医療を受け、暖かい寝床が与えられる。
被害者はどんな気持ちなんだろと考えてしまうこともしばしばです。
もちろん、患者の中には入院以来、きちんと薬を飲み、精神病も安定して、退院に向けてがんばっている人もいます。病院に行くと、他の暴力的な患者から守ってくれる優しい人もいるんですけどね。
最近、自分の中で見方が変わって来ているようです。今までどおり、彼らの助けになりたいと思う半面、自分は何をしているんだろうか、と虚しくなってくることもあります。。。。。。
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とまあ、くら~い話になってしまったので、最後にお菓子を(笑)
昨日の午後から今日の午前中にかけて焼いたものです。
手前がバナナケーキ
奥の色の濃いものがラム酒につけたドライフルーツのケーキ
グラスに入っているのがビスコッティー3種
アールグレイ+アーモンド
抹茶+ホワイトチョコ
コーヒー+クルミ
午後にはミシガンに向けて発送されました♪プレクリスマスプレゼントといったところでしょうか。
パウンドケーキ巨大ですよね(笑)。。。。アメリカの型が大きくて・・・・。
今度日本に帰国したときにはもうちょっと小さいのを買いたいなぁと思ってるところです。
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