CPE | Registered Dietitian のつぶやき in the U.S.A

Registered Dietitian のつぶやき in the U.S.A

現在アメリカ、カリフォルニアでRD(登録栄養士)として仕事中♪

カリフォルニア生活、仕事、様々な葛藤について報告していきます。

この木曜日に参加したセミナーについてちょこっと。


アメリカでは医療系の資格はどれも、数年ごとの更新が必要とされています。というのも、最新の医療知識、スキルを維持していくために、必要とされる単位数の講義を受けたり、本で勉強したり、セミナー、カンファレンスに行ったりということが義務付けられているんです。日本の管理栄養士だと一度試験に受かったらそれでおしまい。もちろん、常日頃から勉強している栄養士さんはいても、それは徹底されていませんよね。日本もこういうアメリカのシステムは学んで取り入れるべきだと思うんですけどねぇ。


そして CPE。Continuous Professional Educationの略なんです。RDは5年間で75単位の取得が必要とされています。こつこつやっていくことが大切ですよね。最後で追い込みなんてことになったら大変ですからねぇ。(私の悪いくせなので 笑) そしてしばらく前に、この木曜日に住んでいる街からそれぼど遠くない場所で「腎臓疾患について」のセミナがあることを知り、同僚数人と一緒に行って来ました。


このセミナーはDaVitaという、腎臓透析センターをアメリカに1300以上持つ会社が主催していました。その透析センターで働く栄養士が、それぞれのテーマにそってプレゼンテーションをしていきました。


様々なセミナーが各地で開催されていて、テーマがとても興味深いものというのは沢山あるのですが、実際行ってみると、あんまり核心に触れていないなぁなんてものも多いんです。で、今回はどうかなぁと楽しみに行ってみたところ、大当たり!!


これが今回のトピック

・腎機能低下について

・様々な治療の選択肢について

・センターで働く栄養士の仕事について

・カロリー&たんぱく質

・ナトリウム&水分

・カリウム

・ミネラルと骨の疾患について

・貧血

・血液データを使ってのケーススタディー

・参考文献、データ


どのテーマも実際の患者のケーススタディーから成り立っていて、どう考えてどういう栄養介入をするのか、といったプロセスの説明がとても丁寧でした。考慮しなくてはならない項目は全て網羅していて、このセミナーは本当によく計画されてました。


そして、セミナーの中でとても印象に残ったのは、透析センターで働く栄養士の重要性と、周りの医療者からの評価。食事と、食事に密接に関係する薬の量についてもある程度権限があるようでした。もちろん薬を処方するのは医師なんですが、その医師が「栄養士に相談してみる」という姿勢をとるようなんです。そして、患者ももちろん、週に3回はセンターに通うので、信頼関係が築けているようです。


ま、もちろんこの会社が開催してるので、これだけすばらしいことをしてるんですよぉ~~ってプロモーションもかなり含まれてるんですが、とても実りのある勉強会で、そして栄養士の活躍の場を見られた一日でした。


これからは今回の知識を生かして、腎臓病患者にもっとしっかりした栄養サポートをしていかなきゃ!!!とちょっぴりモチベーションが上乗せされました(笑)