行ってまいりました。


ロシア国立交響楽団 ジャパンツアー2011

http://www.tbs.co.jp/event/gaso2011/


グラズノフ:バレエ音楽「ライモンダ」より3つの小品

ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第一番

ラフマニノフ:交響曲第二番


@サントリーホール



震災の影響で、予定されていたチェリストの来日がキャンセルになり、他の人に変更になったそうです。


「まぁ、そりゃしょうがないよなー。

外国で日本のニュースを見てたりすると、放射能の影響とか、余計に怖いだろうしなぁ。

FukushimaとTokyoがどのくらい離れてるかなんて、ロシア人には分からんだろうし。」


っていう思いだったんですが、そう思った瞬間、


「指揮者のマルク・ゴレインシュタインさんや、多くの奏者の方々は、よく来てくれたなぁ」

と思いました。

原発事故があった国に、普通あんまり行きたくないですよね・・・。

たぶんみんな「え、日本に行くの?大丈夫?気をつけてね」って言われてきたんじゃないかなぁ。



そう思ったら、なんだかみんな良い人に思えてきました。w



それで肝心の演奏の方ですが。


すごく良かったですo(〃^▽^〃)o


ライモンダの「3つの小品」には、私たちが外大オケやった曲がたくさん含まれていました。


懐かしい気持ちになりながらも、プロのすごさを感じました。


例えばテンポはゆっくりなんだけど、すごく歌っているから退屈にならないし、音の最後までしっかり音が詰まっているからたっぷり聴けてむしろ気持ちが良い。とか。


ものすごく早いテンポなんだけど、遅いところはすごく遅くしたり、ルバートで遊んだり。あぁ、こうやって表現するんだなぁ、って思ったりとか。


楽譜をなぞるだけじゃない、っていうのはこういうことかと思いました。


あと、ゴージャスさが違う。

なんでこんなにキラキラしていて賑やかなんだっていうくらいのゴージャスさ。

かなわん。w



ショスタコのチェロコンは、初めて聴きました。

すごい曲でした。

聴いていて私がもった印象はこのようなものでした。


1楽章は、抑圧された苦しさ

2楽章は、悲しいつらさ

3楽章は、孤独と自責


・・・って、なんてつらい曲なんだ!!

一緒に聴いた友人と話していたのは、

「(曲の「主人公」が)発狂して自殺しそうな曲だったね」というものw。


まさしくそんな曲でした。


つらい時代に生きたんだろうなぁ、ショスたん。


こんなに感情が溢れ出す曲ってすごいなと思いました。

メッセージ性がものすごく強かった。

曲が持つエネルギー、ソリストのエネルギーを肌で感じることができました。この曲を生で聴けて良かった。



そしてラフ2


実は最初から最後までちゃんと聴いたのは初めてだったのですが(ながら聴きしかしたことない)、


いやー、長いですな!!w


特に3楽章。

「あーそろそろ終わるなー」っていうのが4,5回ありますね。w

「あ、まだ続くの!?」という。w



いや、でも名演でした!



メインのあとにアンコールもやったんですが、

指揮者の人が日本語で「この曲を大震災の被災者に捧げます」っていうコメントをしていました。


震災とか原発で大変な国にわざわざ来てくれて、

そのうえ日本のためにと思って追悼の演奏をしてくれるなんて・・・

と、こころが温かくなりました。


ありがとう、ロシア国立交響楽団のみなさま。



グローバル化した現代にいると、外国のオケが日本で公演をするなんて「ごく当たり前」のように感じていたけど、

そのありがたさを思い出させてくれました。



演奏に関しては、私の好みではもっとホルンが聴こえてほしかったけれども。w

そして意外と金管楽器がおとなしかったです。もっとババーンドドーンってなると思ってたのに。w


このジャパンツアー、公演日程がいくつかあるみたいなんですが、

西本智美さんが振る公演もあるようなんです。


西本さんの指揮だと、やっぱり違う演奏になるのかなぁ。

同じ演奏ツアーの中で、しかも同じ曲で吹き分けるのって大変じゃないのかなぁ、なんて内部事情を気にしてみたり。



ちなみに今回招待状で案内された席は、14000円の席。

やばー!!!!!!


また社長宛に招待状が来ないか、今後も掲示板要チェックです。w