東日本大震災での犠牲者数、行方不明者数、避難者数、毎日増えていますね。
行方不明の方が今もこれだけいるとは・・・。
今も大切な人を探している方が大勢いるというわけですよね。つらいだろうなぁ。
大学の頃は国際問題について勉強しました。
でも、例えば「アフリカの民族紛争で、○日間で●●人が犠牲になった」と聞いても、数が大きすぎて漠然としていて、具体的には分かっていませんでした。
今回の震災で亡くなった方は14,841人
行方不明者は10,063人
避難者は119,967人。
(すべて2011年5月7日の朝日新聞朝刊より)
「1万5千人が亡くなる」というのが、どれだけ大きな悲しみを遺族にもたらし、どれだけ国民を恐怖におとしいれ、どれだけ政治的混乱を引き起こすか。少しだけ分かった気がします。
そういう視点を持って国際問題を見てみると、世の中は本当に恐ろしい出来事でいっぱいなんだなぁと思わずにいられません。
先日届いた「ハンガーフリーワールド」(国際協力NGO)のメルマガで、リビアの緊急支援の記事が載っていたので、リンク先に飛んでみました。
【第9報:2011年4月25日】約51万人がリビアから近隣諸国に逃れる
2011年4月13日までにリビアから近隣諸国に逃れた人の数は計51万3951人となり、特にチュニジアとエジプトには、依然として毎日、多くの人々が国境を越えて逃れてきています。
4月8日と9日だけでもリビアからチュニジア国境に逃れてきた人の数は6000人を上回り、その中にはリビア国境沿いに設営された一時避難所や避難先の受け入れ家庭に身を寄せている人もいます。
http://www.japanforunhcr.org/act/a_africa_libya_01
51万人もの人々が、住んでいたところを離れて避難生活を行っている…。
原因は自然災害ではなく政治的・軍事的(身体的)脅威。
もちろん政府は保障なんてしてくれないだろうし、こういうNGOが無ければ本当に食っていくこともできいんじゃないか。
日本の避難者の方々と同じように、衛生面での不安、食事での不自由、差別・迫害、プライバシーの無い生活へのストレス、職や教育を始めとした将来への不安etc.でものすごくつらい思いをしているんだろうと思います。
気になったのでルワンダ内戦についてももう一度調べてみました。
(http://adolf45d.client.jp/kousyouuganda.html より引用)
世界大戦が終わり、フツ族解放運動党によってルワンダ共和国独立。ツチ族は反発し、軍事的反攻に転じる。フツ族はこれを撃退し、ツチ族を無差別に1万人以上虐殺。10万以上の難民を産む。
1994年それまで安静化していた内乱は、フツ族大統領暗殺をきっかけに激化する。およそ100日の間にフツ族の民兵によってツチ族約50~80万人が虐殺された。国際社会はこの残酷さと規模の大きさに驚愕した。
・・・
断っておくと、私が言いたいのは「世界にはもっと大変な人たちがいるんだから日本人はこのくらいで辛がったらいけない」というわけではありません。決して。
悲しいとか幸せとかっていうのは相対的なものではなくて絶対的なものだと思うから、日本人(特に被災者の方々)がつらい思いをするのは当然だし、それは他と比べてどうこうというものではない。
ただ、世界で起きている「問題」がいかに恐ろしいかが、今まで以上に鮮明に想像できるようになって怖くなったということです。
被災者でない私でさえ、地震の特に直後はものすごく怖くて不安でした。
こんなにたくさんの人、同じ国の人が一気になくなってしまうのを初めて体験して、原発という得体の知れない恐ろしいものが押し寄せてくるように感じて。
でも、怖がっていたそのときにふと思ったんです。
私でさえこんなに怖いのに、被災地の人たちはどんなに怖くて不安で悲しいだろうか。
今まで勉強してきた紛争地の国の人たちは、これ(私の感じている恐怖)よりももっともっと怖い思いをしてきた/しているにちがいない、と。
いつ死ぬか分からない、いつ殺されるか分からない。
そんな恐怖の中で生きていくのは、どれだけ怖いんだろう。
ストレスで胃炎、どころの騒ぎじゃないですよね。
「いつ死ぬか分からない」:自然災害は人力ではどうしようもないかもしれないけど、
「いつ殺されるか分からない」:これは人力で無くせるはず。
こういう恐怖が少しでも早く取り除かれて、
少しでも多くの人が恐怖から解放されますように。