舞台を見に行きました!
『テンペスト』!
オケの後輩が行きたいって言っていたんです。
私は「テンペスト」がどんな作品かも知らなかったけど、「舞台」が見たいという気持ちから一緒に行こうということになりました。
後ほど、仲間由紀恵さんが主演だということを知りました。w
舞台は琉球王朝末期。
女である真鶴は、性別を偽って科試(中国の科挙にあたる)を受験、合格。
突然亡くなった父の意志を継いで、男として官僚に就任し、琉球王朝の繁栄のために尽くすことを誓う。
そんな真鶴と琉球王朝に降りかかる災難・危機。
真鶴は偽りを貫き通せるのか?琉球王朝の運命は?恋の予感もちらりほらり。
という感じのお話。
うーん・・・個人的にはちょっと微妙でした・・・。X(
期待しすぎた部分もあるかもしれないけど。
キャストで売ってるんだろうな、って思いました。
このキャストじゃなかったら、そんなに話題にならないんじゃないかなぁ。
もっと面白くできただろうなって思っちゃいました。
たぶん原作はもっと面白いと思う。
脚本なのか、演出なのか分からないけど、
「危機」とか「災難」とかの部分はもっと劇的にできたと思うし(けっこうあっさりだったんです)、
主人公の人物像も、なんだか薄っぺらいというか。純粋でまっすぐすぎて、感情移入しづらいのですよ。
折に触れてナレーションで背景を説明するんですが、
それがなんだかNHKの歴史ドキュメンタリーを見ているようでした。
舞台とかって、全部「説明」しちゃっていいのかなぁ。
話(演技)の中に組み込んで、お客さん自身に理解してもらうんだと思ってたんです。
たぶん原作がすごく長編だから、ある程度そうやって端折らないと収まらなかったからだと思うんですけれど。
・・・とかなんとか批判みたいなこと言ってるけど、全体としては面白かったですよ!
舞台装置とか演出も凝ってていろんなことやってたし、ダンスとか戦闘シーンも見ごたえありました。
あと男性陣がかっこいい。
後ろの席だから顔は見えないけど、キャラクター(設定)とか台詞がかっこいい!
ところどころ挟んでくる笑いも面白かった!
まさか「春場所中止」に言及するとは。笑
ストーリーに対して突っ込みどころもありましたけれど。
「え、あんた女だったの!?」とか。
「あれ、さっき死んでなかった?何で生きてるの?」とか。笑
「私が・・・王の子を身ごもっている・・・!?そんな・・・(他に愛している人がいるのに)」って、いやいや身に覚えがあるでしょう。ほっといたって子どもはできませんがな!とか。笑
ここからはちょっと真面目に、この舞台を見て考えさせられたことを記しておこうと思います。
一つ目が、「国のために尽くす」ということ。
舞台の中で、琉球の人たちはみんな琉球を心から愛していました。
国の存続、繁栄を心から願い、一生懸命に尽くす。
勉強をするのも、強くなるのも、大切な祖国を守るため。
命を賭してでも、大好きな琉球のために。
そういうの、最近の日本に、若者に、私には無いなぁ、としみじみ感じました。
自分たちには国の未来が懸かっているんだ!だから国のために頑張ろう!
そんなふうに思ったことって、私にはありません。
日本が嫌いなわけでは全くないけど、「ナショナリズム」という感覚が私にはいまいちピンと来ないんです。
私は反日でも親日でも、右翼でも左翼でもありません。どちらが良いと言いたいわけでもありません。
ただ、琉球の人たちは「強いな」と思ったんです。
自分の幸せだけを追求するんじゃなくて、もっと大きな文脈の中に自分を置いて、その七に自分の役割や使命を見出している。
語彙が足りないけど・・・自分とは違うなぁ、すごいなぁと感じました。
二つ目が、「何かを守るために「強さ」はとても大切だ」ということ。
例えば、女である真鶴が、不正行為を行っている悪いやつのところに行って「それは間違っているからやめろ」と言っても、怒りを買ってしまって逆に殺されそうになってしまいます。
琉球王朝もそう。アメリカに開国を迫られて、むやみに歯向かえば国が滅ぼされてしまうわけです。
自分の信念、大切な人、祖国。
何かを守ろうと思ったら、きれいごとだけではだめ。強くなければならないのかもしれない。
こんなことを感じました。
そのあとは、後輩お気に入りの赤坂見附のカフェへ!
カフェラテにハート書いてもらいましたー!
かわいい!!
ドーナツのようなお菓子も、もっちりしていておいしかったです。かぼちゃ味!:D
「龍馬」ファンの後輩の話を聞いていたら、『龍馬が行く』を読みたくなりました。ものすごく。
実は高校生の頃から読んでみたかったんだけど、長編過ぎて手を出す勇気がありませんでした。
この際だし、春休みに読んでみようかな~。

