読了した本

三浦綾子
『塩狩峠』


話を読み終わって後書きを読むまで、これが実話に基づいた話だと知りませんでした。

個人的には前半の「キリスト教ってよく分からんわ~。ぷーんっ」って感じの少年~青年期が好きです。
少年の感情の揺れ動きとか、少年がだんだん成長していく過程とか。

後半は、主人公がもうすっかり非の打ち所の無い素晴らしい人間になってしまって…聖人というか。

「胡散臭い」とは言わないけど、遠い存在になって「共感」できなくなっちゃったなぁ。

私が小説が「楽しい」と思う要素として、「登場人物への共感」があるのかもと(今さら?)気づきました。


私は悲劇ってあんまり好きじゃない。
(この話は「悲劇」じゃないのかもしれないけど…)

ものすごく感情移入しやすい性格なので(映画でも本でもニュースでも)、小説は読んでいくうちに登場人物にかなーり感情移入するんですね。

で、
これまですごく苦労して、つらいこと悲しいこともあったけど、ようやく幸せをつかむことができそうだ!
あぁもう本当に良かったねぇあんた!

ってなったところで
 ガーン!!!!!


とかなると本当にもう。
作者を恨みます笑

どうしてここで幸せにしてあげないのよー!!!!ひどいよー!!!!(ToT)(ToT)

ってなるんですよね~。笑


でも悲劇に触れると、生きてることは「当たり前」じゃないってことを思い出さされる。

周りの人を、もっと大切にしよう。って思える。


諸行無常なり。(違うか)