私のおばあちゃんは認知症なんです。

2年くらい前から少しずつ症状が出てきて、
今は施設(老人ホーム)で生活しています。


以前は、しっかり者で、料理・編み物・習字・詩吟いろいろ趣味があって、身体もすごく元気だったんです。

認知症の症状が出てきた頃から、夫であるおじいちゃん、娘である母たちはさぞつらいだろうなと思ってきました。


今日おじいちゃんが、

「あの頃(症状が出てきて、でもまだ施設には入ってなかった頃)は、「こんな女とはもう別れてやる」と思ったよ」

「今思うとかわいそうなことをしたなぁ」

って言ってて。


うちのおじいちゃんはとっても優しくて面白い人なんですよ。
おばあちゃんとも仲良しでした。

「こいつを殺して俺も死ぬ、とまではもちろん思わなかったけど」
「そう思いたくなるぐらいすごくつらかった」


おばあちゃんとおじいちゃんは二人暮らしをしてました。

一緒に住んでる奥さんが、だんだんよくわからない行動をし始めて、
だんだんいろんなことが分からなくなっていくのをそばで見ているのって、
つらいだろうなぁ。


お母さんが
「あの頃はお父さんもぼろぼろだったもんね。今これだけ元気になって本当に良かったよ」
って言ってて、

やっぱり、ぼろぼろになるくらいつらかったんだなぁと。



最愛の人に忘れられる、って…

つらいだろうなぁ。


「今では、1日を平穏に、幸せに暮らしてくれてたら良いなぁと思ってるよ」



仏教には(ってくくって良いのかな?うちの宗派だけかも分からんが…)

「当病平癒」の御願



「病気全快」の御願

があります。

おばあちゃんの病気は全快することはないけど、
苦しむことなく平穏に、癒された生活を送ってほしい。

そういう思いで、おじいちゃんは毎日おばあちゃんの当病平癒の御願いをしているらしいです。


私もこれからおばあちゃんの当病平癒を御願いしていこうと思います。


「ボケる」って軽く言うけど、
その言葉の背後には、つらく悲しい思いがたくさんあるんだなぁ。

なんだか考えさせられた家族二次会でした。