内陸部では沿岸部とは違い、海運の利用が不可になる。特に山間部や丘陵部では運輸の車両が通行するのに障壁があるし、登坂のために大きいエネルギーが必要になる。大きいエネルギーのために大きいサイズの動力機関が必要になる。空輸や陸運が利用できるかどうかが最初の論点になる。


生産や物流の拠点を作ろうとしても、稼働率や単位期間あたりの回収金額や稼働日での回収率や回収の期限で夜も眠れなくなるし、単位期間あたりの生産量や稼働効率や能率でさらに夜も眠れなくなる。米を生産しようとしたら米は水を使うし、土地も使う。芋類なら水を使わないし土地も使わないのだろうか。降水量が少なくて水の供給が少なくて土地の傾斜があるから利用できる平面の土地が少ない地域に生産拠点を作るなら香川県のようにうどんを作ったりするべきだろうか。


だが、空を見ると空は広がっている。そうしたら空に向かって飛ばす種類のものに投資をしようと考えたりする。空が空いているので標高や海抜の高い場所に太陽光発電のパネルを置いてみる。電波も空に向かって飛ばすものだから情報通信に投資をして、栃木県でTOKYO MXのテレビ番組を見られるようにしてみたり考えたりする。とにかく、流れがあって付加価値をつけるからこそ発展が出来るということだ。


丘陵部に街を作ってみて中心にスーパーマーケットや学術研究のための施設を建造してみたり。江戸時代なら関所というのがあってそこで通行料金を支払ってみたり、贈答品として特産品を購入してみたり、中継地点として現代で言う給油をしてみたりしていた。そのために特産品を生産する場所を建造してみたり、給油のために製油所を建造してみたり郵便の取引をするために郵便局を建造してみたり。休憩所を作ってみたり、宿泊や接待の場所がそうだ。街が発展してきたらさらに外国の産品を仲介する場所を作ってみたり、交流させるためのターミナルを作ってみたり。街の中央にサイクルを発生させるための建物を建ててみたり、場所を作ったり。スーパーマーケットやフリーマーケット、楽市・楽座のように。


そうなるとそういった発展についていけない人達のコミュニティが出来るようになる。流れに乗るのではなく流れを作っていこうというコミュニティが出来るようになる。そういう人達が小規模で影響力が少ないならいいかもしれないが、その人達に共感という形で力を与える存在が現れるようになるとその人達の力が大きくなる。発言力も大きくなる。彼らが軍役や防衛、安全保障やセキュリティに介入出来るようになるとさらにイニシアチブを取れるようになる。


宗教でなくても音楽グループとしてコミュニティになることもある。それこそ都市開発の波を背景に「波に乗るな!波を作れ!」というグループであったり。ロックバンドではなくダンスグループであったりもする。


そうしたら「流れがあって付加価値がつけるから~」に立ち返り、他の地域の音楽グループを集めて音楽フェスを開催するというのも提案になるかもしれない。