私のスピリチュアルな世界への始まりは

もう、29年前に父が狭心症を患ったことから始まりました

カテーテルを入れて細くなった心臓近くの血管を広げるのですが、何度も何度もやってもやっても元に戻ってしまいます

当時のカテーテルは今ほど簡単ではなく、

足の付け根の太い血管から管を入れるのですが、

終わったあとは針を入れたところの血を止めるのに、一時間以上まったく動けずに止血をしなければなりませんでした

何度もするうちにはだんだん体力もなくなるし、金銭的にも大変になってきたところに

お不動さまとお話が出来てお祓いもしてもらえるという先生を母方の叔父が紹介してくれました

この叔父はこのあとすぐにお不動さまに見いられて修行をし、先生と同じ仕事が出来るようになってしまいました！

その先生は、金額は言わずに

その人が払える分でいいと言う先生でした

それが例え千円でも！

お不動さまとの約束で

お金を目当てに力を使うと命を取られると言うことでした

本当に信頼の出来るこの先生に出会えたことは感謝しかありません

藁をもつかむ思いでその先生にお願いして

家まで来ていただき、家のお祓いをしていただきました

そうしたら、その日の夕方には

それまで食も細くなってほとんど食べられなかった父が、焼き肉が食べたい！と言い出したのです！

そしてそこから狭心症はすっかり治ってしまい、今は94歳になっても元気でいます

お祓いをしていただいた後は、

気の調整がしばらく必要だったのだと思います

何ヵ月かは１ヶ月に一度、先生の元を訪ねて祓っていただき、少しして３ヶ月に１度になり、だんだん間を空けていきました

私も父と母と一緒に、当時はまだ２歳だった息子も連れて行きました

お祓いが始まると、動きの激しい２歳の息子はすーっと座って眠ってしまいます

お不動さまに眠らされてしまうのです！

２歳の時からお不動さまに触れている息子はお不動さまの守護も強いのか、小学生の時に車に跳ねられて何メートルだったか宙をまって落ちたのに、かすり傷ひとつおわなかったという経験があります

先生のところに伺う度に、

いろいろなことをききました

お不動さまは何でも答えてくれます

なにかを決めるのを迷ったとき、

何かに困ったとき、

お不動さまに聞いてみるとその時の最善を教えてくれます

でも、何か月後にこうなるとかいう時間的なことは、ずいぶん後にずれたりもしました

今はその理由もわかります

聞いたその時のパラレルではその時間でも、

本人の思考や行動で少しずれたパラレルに移行してしまったからだと思います

でも、しばらくそんな風にお不動さま頼みを続けていましたが、あるときふっと気づいたのです

何でもお不動さまに決めていただくのでは

自分というものがなくなる。

自分の成長がなくなると。

そう気づいてからは感謝を持って

むやみに頼るのはやめました

さて、そうやって父と母のお供でお不動さま通いをしていまして、

家の神棚にお不動さまをお迎えしていたのですが、般若心経などを毎日唱えているうちに、私と母はお不動さまの声を時々聞くようになっていました

お不動さまに見いられて修行をし、先生と同じ仕事が出来るようになっていた叔父から、

観音様が私を使いたいと言っているけどどうする？って言われたこともありましたが、

当時は観音様がどんな存在かも良く知らず、

やるならお不動さまがいい！と思って断ってしまいました💦

今思えば、もったいないことをしたな

そんななか、いつの間にか私は霊媒体質になってしまい、憑かれて具合が悪くなるとお不動さまのところへ行き祓ってもらう、そういう日々が始まってしまったのです

長くなったので続きます

振り返り① お不動さまとの出会い