映画「東京家族」 | コルネットのうだうだ

映画「東京家族」

公式サイト

http://www.tokyo-kazoku.jp/




まいったなあ、最後、めちゃくちゃ泣けてしまった。身につまされた。親孝行しなきゃ、と思ってしまった。





【以下、ネタバレがあります】




なんということはない話ではある。広島の離島に住むおじいちゃん、おばあちゃんが久しぶりに東京に出てきて、息子や娘の家に行って世話になる。




距離の離れた親子の関係。でも、お互い歳は取っても親子は親子、昔のままの関係。口うるさい父親、いつも優しい母親。きちっとした長男、ちゃきちゃきした長女、自由でふらふらした末っ子。




息子や娘は忙しく生活している。両親が出てきてくれるのを歓迎はするものの、日々の忙しさから十分にかまってもあげられず、時にやっかいにも感じてしまう。






そんななか、突然事件が起こる。悲しい事件が。改めて家族とは何かを考えさせられる。普通の家族、当たり前にある関係の有難さが身に染みてわかる。




若干、セリフや演技に固さがあるように感じたし、セリフが自然でないように感じる部分もあった。でも、それを上回るメッセージ性を感じた。さすが山田洋次監督。






90点としておきます。私の今年の邦画NO.1候補作です。




この映画を観た後、自宅でhulu(インターネットテレビ)で「東京物語」(小津安二郎監督)を観ました(「東京家族」のベースとなった1953年制作の映画)。設定、ストーリー、登場人物の名前、セリフなど、多くが「東京家族」と同じで、すごく興味深かった。「東京家族」は「東京物語」の現代リメイクなんですね!「東京物語」のほうは、兄弟が多かったり戦死していたりして、時代性を感じさせるし、おじいさんはおばあさんと同様におおらかで優しいのが印象的でした。どちらも良い作品だと思いますし、この両方を見ることで、より作品への理解が深まると思います。