セイコー・スピリット・クロノグラフ
とは言っても舶来の高級時計を買う気は、もはやありません。何年も時計を趣味にして、けっこうな数の腕時計を買えば、自分の求める時計の趣向はある程度固まった気がします。値段の高い時計ばかりが良い時計ではない。デザイン・機能・価格のバランスが取れている時計であれば、値段が安くとも良いものは見つかるんだ、と。
そんなわけで、今回私が買ったのはこれ↓
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001J2YSW4/
SEIKO (セイコー) 腕時計 SPIRIT スピリット パワーデザインプロジェクト SBPP007
某電器量販店のショーケースにあったのを見て、一目惚れしてしまいました。手にとって見せてもらうこともなく、そのまま帰って、ネットで調べて、amazonで買いました。amazonが一番条件がよかったし(30%引き+ポイント13%)、セイコーならどこで買っても間違いないだろう、と思ったから。
amazonからすぐに届きました。なかなかかっこいいです。ケースサイズは42mmほどですが、デザインのバランスが良いのか、大きすぎず小さすぎずちょうど良い大きさです。この手のクロノグラフのデザインは、IWCとかSinnにもあったと思うけど、なにしろ値段が高くておいそれと手が出せません。でも、この値段でこのデザインならナットクです。以下、使ってみて、良い点・悪い点を挙げておきます。
良い点
・文字盤(ダイヤル)、ケース、ベルトがすべてブラックで引き締まっているし、クロノグラフもごちゃごちゃせずすっきりしており、多針式でありがちな視認性の悪さが太い剣型の時針・分針のおかげでないこと。
・サファイアガラスを使用していること。このシリーズのソーラー電波時計(3針式)のほうはコストの関係かサファイアガラスを使っていないが、このクロノグラフはサファイアガラスを使用。長年使うものとして、サファイアガラスは傷がつきにくく、いつまでも美しいので大きなメリット。
・クォーツ式クロノグラフやワンタイムタイマーは、機能としてはたいしたことないものだけど、意外にタイマーは普段ちょっとしたことに使えて便利。何かに熱中しているときに約束の時間を忘れなくて良さそう。
悪い点
・荒い折り目の布製ベルトはごわごわしていてあまり使用感が良くないし、遊び環もこの硬い布でできていて、そのつなぎ目が腕の内側にさわって痛くなる(つなぎ目を外側に回したらましになりました)。
・ワンタイムタイマーが、なぜかセットした時刻より2分ほど遅れて鳴る。
・ケースのサイドは光沢仕上げにしてあるが、つや消し(ヘアライン)仕上げのほうがよかった。
全体としては気に入っているので、しばらくはオフ時に使おうと思っています。
これからも、たまに、私の所蔵時計を紹介してきますね。
追記
「クォーツ式クロノグラフは機能としてはたいしたことない」と書きましたが、その後、この時計に関しては良いものであることがわかってきました。私は他にもクォーツ式クロノグラフや機械式クロノグラフも持っているのですが、セイコースピリットのクロノグラフは機械式のものに近く、機能としてかなり使えるものなのです。
それは、ほとんどのクォーツ式クロノグラフの秒針が1秒ごとに運針し、分針もじんわり変わるタイプなので、何分たったのかがすごく読み取りづらくて、クロノグラフとは名ばかりの実際にはデザインでしかない時計が多いのに対して、セイコースピリットのクロノグラフ秒針は1/5秒運針で、分針も1分たったらパチッと変わるものなのです(これは機械式クロノグラフと同じです)。ただセイコースピリットが1/5秒運針とは言っても文字盤に1/5秒の目盛りが振っていないので、実際には1秒以下の時間を計ることはできないのですが。
日常では、私は最近、クルマで信号や踏み切りでの停止時にアイドリングストップをすることがあるのですが、その時間をクロノグラフで計ったりしています。長い赤信号で1分30秒もアイドリングストップしたときなどは、満足感がありますよ。
あと、欠点を一つ見つけました。それはインデックスに夜光塗料が塗ってあるのですが、12時位置が夜光塗料で認識できるようになっていないことです。暗闇でインデックスと針の夜光だけで時間を読もうとするとき、何時かよくわからないことになります。現実には暗闇で腕時計を見る機会はあまりないので問題はないのですが、この時計はそこまで深く考えて作られていないということです。せめて12時位置の逆三角形が夜光になっていればよかったのですが。