映画「THIS IS IT」
マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」。複数の知り合いから、すごく良かった、との感想を聴いていたので、アンコール上映を元日の午後8時の回に観に行きました。観客は80%以上の入りでした。
これは、フィルムコンサートでありメイキング集であり、遺作でありラストメッセージであり、彼の最も偉大な未完成交響曲です。
よくぞこれだけのリハーサル風景を遺していたと思います。おそらくコンサート風景とともにメイキングとしてDVDに納めるつもりだったのでしょう。しかしそれがこのようにドキュメンタリー映画として公開されることは想定していなかったのでしょうね。
リハーサルでのマイケルが凄すぎて、観客となっているダンサーやスタッフが大歓声を上げるシーンがあります。スーパースターたるマイケルに心酔しきりといったみんなです。総監督が「まるでロックンロールの教会だ」と言います。そう、マイケルは神様なのです。
その意欲的な姿を見る限り彼が不眠症で悩んでいたなどと思えません。ましてや麻酔薬の副作用で死ぬなどまったく予想していなかったでしょう。世界が彼の才能を失ったことは本当に悔やまれます。きっと本当の神様が彼を必要とされたのでしょう。
劇場で拍手とスタンディングオベーションは起きませんでしたが、私の心の中で彼の音楽と生涯に最大の拍手を贈りつつ、劇場を後にしました。