映画「卒業」(内山理名主演) | コルネットのうだうだ

映画「卒業」(内山理名主演)

作品紹介サイト

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=3178


2003年公開の作品です。


知り合いの方からのオススメで、レンタルで借りて観ました。私はラブストーリーはほとんど観ないのですが、この作品は良かった!


前半、内山理名がストーカーみたいでイヤな女だなぁ、と思っていましたが、中盤から魅力的に思えてきて、最後はいとおしくてしかたなくなりました。

真ん中へんで、内山理名が堤真一にデートをねだり、本屋とか美術館をデートするシーンがあり、そこで、私はこの作品にグイッと惹きつけられました。堤は学生とへんな関係にならないよう距離を置いているし、内山もそれをわかっているのだけれど、デートできることだけでうれしい、といった心の機微がうまく表現されていたと思います。またこのシーンに流れる音楽が素晴らしく魅力的で、初デートのうれしさとせつなさを表していました。

全体的にセリフがぽつりぽつりと出てくるので、「間」が多いのですがそれがこの映画の静かな雰囲気をかもし出しています。またどのシーンも映像がすごく美しい!ラストシーンの赤い傘、青いベンチ、空から降る白い雪。音楽も映像の邪魔をしていません。この作品を撮った監督は、すごく心の優しい、繊細な人なのだろうと思います。

内山理名の初主演作品だそうで、21歳当時のようですね。今よりもふっくらしていて、すごく可愛らしい。私は内山理名の主演作品を観たことがなかったのですが、ファンになりました。

「卒業」というタイトル、本来は「永遠」でもいいのでしょうけど、大学の卒業とともに父親への幻影からも卒業していくということを表しているのですね。

いい作品でした。レンタル中、もう一回観ようと思っています。