映画「沈まぬ太陽」
公式サイト
毎月1日の映画の日を利用して1000円で観てきました。
かなり良かったです!私は小説をまだ読んでいないので、小説に比べると映画ではかなり端折ってあるだろうし、醍醐味も薄いのだと思いますが、それでも恩地氏のひたすらまっすぐな生き様がよく描かれてあったと思います。
3時間22分、ずっと集中力を保ったまま作品に入り込めました。あんまり内容に触れるとネタバレになって、観ていない方に悪いので細かい感想を書くのはやめますが、少しだけ。
ケン・ワタナベが自らからこの役を演じたいと原作者山崎豊子に頼みに行っただけあって、彼の演技はさすがでした。三浦友和の行天氏も良かったのですが、私としてはどうしても彼には好青年のイメージがあって、最後までワルに思えませんでした。
観る前は、事故のシーンはつらいだろうな、と覚悟していたのだけど、うまく場面を転換して悲惨さを薄めてあったような気がします(もちろんそれでも悲惨なのですが)。全編を通じて気の休まるシーンはほとんどなく、重いシーンの連続なのですが、重くなりすぎないようにはなっていると思いました。
「白い巨塔」の某氏も登場して、思わずニヤリのシーンあり。また、私は知らなかったんだけど「沈まぬ太陽」と「不毛地帯」の接点ってあったんですね。原作でもそうなってるのかな。
内容が内容だけに、どなたにでもオススメとは言いませんが、観ごたえのある、素晴らしい作品であると思います。