1Q84
村上春樹氏の「1Q84」を読み終えました。
普段私はほとんど小説を読まないのですが、1ヶ月ほど前に、電車で片道4時間かかるところまで出張することがあり、あまりに長い移動時間なので何か小説を読もうと思って、話題の作品を選びました。
村上春樹氏の書いたものを読むのはこれが初めてだったのですが、読みやすい文体でスラスラ読み始められました。でも、その内容は読み続けるにつれ、徐々に???が増えてきて・・・。
これが村上春樹ワールドなんだろうな、と思って、楽しみながら読みました。中間部、やや中だるみを感じてしまい、読むペースが落ちて、結局読了に1ヶ月もかかってしまいました。終盤は謎解きが徐々に解決されてきてワクワクして読めました。ラスト(最終章)は良かった。美しく感じました。
多くの暗示が含まれているようで、それを私はまだ整理できていませんし、1度読んだだけでは深く解釈するのも無理なように思います。少し時間を置いて、また読み返してみようと思っています。
続きが書かれるのでは?というウワサもあるようですが(上・下でなくてBook1、Book2と分かれており、ラストも「Book2終り」となっているし)、私はこれで終わったほうがいい、という気がしました。
読み終えた後、Book1をぱらぱらとめくって飛ばし読みしていたら、天吾が吹奏楽部でティンパニを叩く、というストーリーが出てきました。しかしなぜか私はその部分を読んだ記憶が無いのです。吹奏楽というものに、他でもない私が興味を持って読まないわけがないのに?いつも寝る前に読んでいたので、眠たくなって読み飛ばしていた可能性が高いのですが、その章のタイトルが、なんと「ほとんどの読者がこれまで目にしたことのないものごと」だったのです!(第14章)。思わず背筋がさむ~くなりました…これリトル・ピープルの仕業かな、って。