映画「禅 ZEN」
公式サイト
昨日観てきました。お昼の回の20分前に映画館に行ったら、すでにチケット完売で、やむをえず夕方の回になりました。その夕方の回も満席に近かったです。
曹洞宗の祖、道元禅師の伝記的映画です。全編を通して静かで厳粛な作品。道元と禅宗についての理解を得られたとともに、座禅を組んだときのようなおだやかな気持ちになりました。
主演(道元役)の中村勘太郎の演技は素晴らしかった。彼の人柄そのものから、道元の修行に打ち込む真面目さが表現されていたと思いました。おりん役の内田有紀 の演技も良かった。遊女から出家して尼になるまでをよく演じ分けていました。
音楽は宇崎竜童が担当なのですが、現代音楽ぽいもの(おそらくプリペアドピアノを使ったりしている)で、彼がこのような深い音楽を作るというのは驚きでした。
ネット上でもよく書かれてありますが、CGの映像が若干安っぽいというか、新興宗教のビデオみたいなところに私も違和感を覚えました。CGを全く使わず、全編を自然のままに撮ったほうがよかったのではないかな、と思います。
それでも、全体の重厚な作りは素晴らしく、曹洞宗の教えに理解できない言葉があったので、解説書を読んで勉強した後、もう一度この作品を観てみたいと思いました。