映画「ハッピーフライト」
公式サイト
http://www.happyflight.jp/index.html
観る予定の映画ではなかったのですが、東宝シネマのポイントがたまっていたので何か映画を観ようと思って行って来ました。
なかなか面白かったですし、勉強になる映画でした。ひとつの飛行機を飛ばすためにさまざまな人たちが責任を持って業務に当たっている姿が描かれています。
【以下、一部ネタバレがあります】
全体のストーリーは凝ったものではなく、前半は航空業界のあるあるネタ、後半はパニック映画風のおもむきです。緊急事態、そして緊急着陸のシーンは、これも勉強になりますし、けっして経験したくはないですが、万一そういう事態になったときの心の準備として、シミュレーションした感じがします。おそらく航空業界の規則や業務などが詳細に取材され、正確に表現されているのだろうと思います。
機長昇格試験に臨む副機長と試験官(機長)とのシチュエーションは飛行機ものではよくある設定ですが、田辺誠一と時任三郎のかけあいはすごく良かったです(エンドロールの時にその後の結果が示されます)。綾瀬はるかの新人キャビンアテンダント役も古くからある設定ですが、なかなか可愛らしかった。
乗客の中で、人当たりがよくて優しそうだが、気に入らないことがあると職員を怒鳴りつける役の人が出てきます。おそらくこういうお客がよくいるのだと思いますが、映画でこれを見せることで「人のふり見て我がふり直せ」を訴えているのではないかと思いました。このお客は飛行機を降りるときに、乗務員に「ありがとう」とも「お疲れ様」とも言いませんし、けっして気持ちの良い人間ではありません。このようにはなりたくない、と思いました。
深い感動はないものの、家族や友人と気楽に観られる映画としてオススメです。飛行機をよく利用する人には特にオススメですね。
追記
飛行機ものの映画ってことで、映画のチケットをもぎってもらって番号を見ながら自分の席に着くまで、なんか飛行機に乗ったときのような気分になっちゃってて、自分でもおかしかったです。映画の冒頭にもそんな気分を増幅させるシーンがあったりして、これまた驚きました。
72.2Kg/20.5
2013.1.9追記
この映画のDVDを入手しまして(Book Offのサービス券を持っていたので、何か買おうと思って買った)、4年ぶりにこの映画を観ましたが、最初に観た時より、なんか感動してしまったなぁ、なぜだろう。泣かせる映画ではないのに、ところどころで涙が出そうになってしまった。クレームをつけるやっかいな客に対する寺島しのぶ演じるCAの毅然とした態度、飛行機が危険な状況でも明るくほんわかとした新人CAの綾瀬はるか、危機を脱するため知恵を出し合って必死に対応する機長と副機長。いやぁ良い映画だ。
同じ監督の「スウィングガールズ」や「ウォーターボーイズ」よりもヒットしなかったように思うけど、この映画、楽しくてためになる映画としてオススメできます。85点を付けたいと思います。