紳士の時計選び~6
ビジネスシーンに似合う腕時計を考えるシリーズ。今回は「クォーツか、機械式か」です。
時計に何を求めるかによりますが、時刻さえわかればよい、という方なら、当たり前ながら、クォーツがいいです。電池が切れるまで2~3年、長いものだと10年、太陽電池式なら時計が壊れるまで手間いらずなのですから、こんなに楽なことはありません。太陽電池式の電波時計なら、時刻合わせまで自動なので、完全メンテナンスフリーとなります(電波時計については日を改めて書こうと思っています)。
時計に多少思い入れのある方には機械式の腕時計もオススメです(相当思い入れのある方は、オススメするまでもなく、機械式を使っておられることでしょう)。ネジを巻いてやらないと止まってしまう手巻式、腕にはめている間は動いているが外して数日置いておくと止まってしまう自動巻式がありますが、どちらも使っているうちに時刻がずれてくるので合わせなければなりません。また、機械式だと数年(5年程度)に1度は分解掃除をしてやる必要があります。機械に注してある油が劣化し、精度が悪くなるため、と聞いています。分解掃除には数万円のコストがかかります。
このように手間とコストがかかるし、値段も高い機械式をなぜわざわざ選ぶのか、ということになりますが、機械式はメカ好きの者にとっては魅力が感じられるのと、ゼンマイで動くということへの面白さや温か味があることが要因だと思います。私自身は、クォーツの時計と機械式の時計の両方を使い分けており、どちらが良いという感覚はあまりありません。
私が小学校高学年になって初めて買ってもらった腕時計は手巻式のものでした。現物が残っていないのでよくわからないのですが「スクールウォッチ」とか書いてあったように思います。数千円のものではないかと思われ、機械式腕時計と言っても安物でした。ですので、私は機械式時計=高級品という印象は持っていないのです。現在売られている機械式時計はどうも高級品が多いように思いますが、もっと気軽に使える安価な機械式腕時計があってもいいのに、と思ったりしています。
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