紳士の時計選び~4
男性のビジネスシーンに似合う腕時計を考えるシリーズ。今回は文字盤(ダイアル)について考えます。
●文字盤の色
一般的な紺やグレーのスーツに似合う色の時計の文字盤としては、白か黒となるでしょう。でも白は時計によってはすごく目立ってしまい、腕時計が浮いてしまうこともあります。私が普段着ける時計で、たいていのスーツの色とよくマッチすると思うのはシルバーの文字盤の時計です。目立ちすぎず、それでいて時計の存在を主張する。落ち着いた感じがしますし、スーツ姿にバッチリ決まります。
●インデックス
インデックスとは時計の1~12の表示のことです。種類によって受ける印象(私の個人的なものですが)を書いてみると
・アラビア数字(1、2、3):あたたかみが感じられる。若干やぼったい感じも。
・ローマ数字(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ):高貴な感じがする。近寄りがたさも少し感じる。
・バー(棒のみの表示):すっきりして知的な感じ。冷たさを感じることもある。
・ドット(●など):面白い感じ。やわらかい感じ。多少不真面目さがあるかも。
・少ないもの、ないもの:12、3、6、9位置だけにあるものや、まったくないものもありますが、時刻を読み間違える可能性があり、実用的とはいえなくなります。ファッション時計的です。
●日付や曜日の表示
文字盤の3時位置に日付表示があるものは仕事をする上で便利です。しかし文字盤のデザインとしては、左右のシンメトリーを崩す原因となると考えています。曜日表示となるとなおさらです。実用をとるか、デザインをとるか、というところでしょうか。なお6時位置に日付表示があるものもあり、3時位置のものにくらべるとデザイン的にも洒落ていると思います。
●文字盤上の文字など
文字盤上にはインデックスのほかにブランドロゴや仕様(Automaticなど)の文字が書いてありますが、こういった文字、模様などもすべてデザインのうちです。優れた時計はそれらがすべてバランスよく配置されています。これらのデザインの良し悪しを見極めるのも時計趣味の面白さだと思っています。
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